高校を卒業して、大学に入るため滋賀を離れる直前の春。
40年前のちょうど今頃。(なんて昔
)しかし、記憶に残る屈辱的な日でした・・・・・・・。
母がよくいく化粧品屋さんで、
カネボウレディー(?って呼ぶんでした?)のお姉さんにしてもらった。
鏡の中の私がだんだん変わっていくんだけど、
ハッキリ言って、全く似合わない

っていうより、ドンドン変になって行った

だけど、「オカシイ
」ていう勇気はなく、「エヘラ、エヘラ。」と笑ってやりすごし、
店の外に出た途端、「こんなん可笑しい。」と母に訴えたが、
「大丈夫、すぐ慣れる。」と、言われて、家に帰ると、
私を見た父が笑った・・・・・・・・・。
優しい父だったので、何にも言わなかったけど・・・・・・・・。
と、横の妹はまだ小5だったので、思ったことをすぐ口にする。
「お姉ちゃん変やわ。」
「だよねえ、そうだよねえ・・・・・・・。」
多分、すぐ顔を洗いに行ったと思う。
自分史のベスト10に入る屈辱的な日になったのでした・・・・・・。
何故か、我が家の化粧品はカネボウばっかりでした。
(ちなみに電気製品は日立ばっかりだった)
母がずーっとカネボウばっかり使ってたからだと思う。
で、私もずーっとカネボウを使ってたが、
就職して初めての夏、○○子というセンセーショナルな宣伝で、
ライバル社の○○ド-のパウダリーファンデーションを買ってみた。
使ったところ、
どうも、仕上げがしっとりしない。なんかムラが出る。
それでも我慢して使ってたら、頬が、すこーしひりひりしてきた。
それを話した同僚、
「全然ダイジョウブ。しっとりしてるよ
」とムラムラで粉がふいてる顔面で答えてくれた。
「あー、やっぱりカネボウじゃあないとダメなんだなあ。」
と、カネボウを買いなおしました。
こんなことを何故思い出したかというと、
昨日、とっても暇で、借りてきた姫野カオルコさんの
1997年のエッセー集、「初体験物語」
(彼女の初体験の思い出を綴ってある)を読んでたら、
「高校卒業の時に、カネボウから化粧品セットをもらった
」とある。
「このころ、カネボウは高校卒業する女子生徒に全員配ってくれた。」
とある。
「うー?もらってない
」絶対にもらってない。
同じ高校を卒業してるし、年も2年ちがうだけだし・・・・・・。
(2年前だけどね)
もらってたら、母と化粧品屋さんに行かなかった。
密かに、そのセットで自分で試しただろうに。
姫野カオルコさんの2年後に卒業してる妹は、
そのセットをもらって、試したのかなあ。
今度忘れずに聞いてみよう



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