今回は小豆です

小豆の歴史はとても古いそうで、小豆の煮汁には解毒作用があるとされ、当時は食べ物というよりも薬としての側面が強かったようです。
この赤い色にとても重要な意味があり、魔除けなど呪術的な力があると信じられていたとか (A;´・ω・)
小豆は小さな粒でも栄養の宝庫。ビタミン、ミネラルなど豊富な栄養素を含む健康食品なのです。
小豆の約22%は良質なタンパク質です。免疫系の機能を助けエネルギー源となるグロブリンなどを含んでいます。
大豆に比べるとたんぱく質の量自体は少ないのですが、アミノ酸スコアは82と高く、栄養価の高い食材であるといえます。

小豆はごぼうの3倍の食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えて善玉菌の活動を活発にするために欠かせないものですが、小豆には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれています。

食物繊維の主なはたらきは下記の通りです。

  • 便秘の解消
  • 大腸がんの予防
  • 血糖値の急上昇を防ぐ
  • コレステロール値を下げる
  • 動脈硬化の予防
小豆のサポニンは便秘に良いだけでなく、中性脂肪の生成を抑えコレステロール値も下げてくれるという働きが!
それに糖の代謝を助けてエネルギーを作り出すビタミンB1は小豆100g中に0.45mg含まれています。
糖分は脳の唯一のエネルギー源なので、ビタミンB1が不足すると糖の代謝が出来ずにエネルギー不足になってしまいます。
ビタミンB2は脂質と糖質の代謝に欠かせない栄養素。小豆100g中に0.16mg含まれています。
皮膚や髪の成長も促すので、不足すると肌トラブルが増えるといわれて、肌荒れを防いで美肌を保つためには欠かせない栄養素です。

ビタミンB1、B2は水溶性で調理の過程で失われやすい栄養素であるため、小豆は煮汁ごと食べる方法がおすすめ
小豆の赤い色に含まれるアントシアニンには血液サラサラ効果も。動脈硬化の予防効果が期待できます。

赤ワインを凌ぐ小豆ポリフェノール

赤ワイン100g中のポリフェノールが300mgに対して小豆は460mgも含まれています。強力な高酸化作用で活性酸素を除去します。
活性酸素はウィルスなどから身体を守るという大事な役目がありますが、増えすぎると過酸化脂質を増やし細胞を老化させてしまいます。
身体を酸化させないためにポリフェノールが活躍すようですねぇ
小豆のポリフェノールは豆類の中でも特に含有量が多く、輸入小豆よりも北海道産の小豆の方が高い活性が認められているのだとか。
しかも大納言小豆よりも普通の小豆の方が活性が高いそうなので、食べるなら北海道産の「普通」の小豆ですね(*'-'*)

小豆の外皮に含まれるサポニン

小豆の外皮に含まれるサポニンはポリフェノールと同様に強力な抗酸化作用を持つと同時に、中性脂肪を低下させるという作用も∑( ̄□ ̄;)!!
  • むくみの解消
  • 便秘の解消
  • 肌荒れの予防
など、女性には嬉しい効果がたくさんあるのです。
その他にも
新しい細胞を作るために必要な亜鉛
むくみの予防に小豆のカリウム
貧血を防ぐ鉄分も豊富
丈夫な骨を作るカルシウム
が豊富なんだそうです
小豆はGI値も低く血糖値が上がりにくい
小豆のgi値は45と低く、血糖値が上がりにくい食材です。低インスリンダイエットなど、血糖値をコントロールするタイプのダイエット方法にも向いていますね。

煮汁を丸ごと使った
小豆甘酒がおすすめ


麹の甘さだけなのでさらっとした甘くないお汁粉みたい
これが美味しい(≧∇≦)ノ
試飲してみたい方、作り方を知りたい方 どうぞお越しくださいo(*^▽^*)oあはっ♪