昨日、寒いと思って厚着をしていたら、外に出ると意外に暑くて汗をかいてしまいました。
不二工営建設です。

さて、だんだん秋めいてまいりましたが、前回に落ち葉のたまった「とい掃除」のことについては書きましたので
 
今回は別のお話です。
 
それは・・・
 

住宅設備のリコール

 
前々から自動車やガス器具、家電などのリコールが周知されるようになってきましたが
 
住宅設備にもリコールになるものがあるというのはご存知でしょうか。
 
恥ずかしながら、私は数年前まで知りませんでした。

というわけで、今回は以下の3つのことについての話題を取り上げたいと思います。
 
1 住宅の設備品にもリコール対象となるものがある
 
2 設備品のユーザー登録はしておいたほうがよい
 
3 不具合があった時点で連絡をする
 
 
 
 
 

1 住宅の設備品にもリコール対象となるものがある

これを知るきっかけとなったのは、自宅の洗面台の水漏れからです。
 
引き出せるシャワータイプの蛇口だったのですが、その蛇口の蛇腹のホースから知らない間に水が漏れていました。
 
家を建てて何年も経っていましたが、メーカーに連絡して、修理か部品交換を依頼したら
 
その品番のものはリコール対象だということで、無償で交換していただけました。
 
洗面台にまでリコールがあるんだ!とその時は驚きました。
 
(きっとユーザー登録をしていたらお知らせが来ていたのかもしれませんが、引っ越し後忙しくてついつい、そのままに)
 
ちなみにメーカーのホームページで品番検索をすると、リコール情報が載っていることもあります。
 
 
2 設備品のユーザー登録はしておいたほうがよ
 
トイレやキッチンなどの設備関係は、メーカーへユーザー登録出来るようになっています。
 
新築の時やリフォームをしたときに、説明書と一緒に登録用の葉書がついていると思います。
 
そこに記入して送っていただくか、QRコードがあれば読み取って入力するだけで登録できるものもあります。
 
ちなみに登録をすると、商品の保証期間が長くなったりする設備もありますので、面倒でも登録をお勧めします。
 

<補足ですが・・・>

設備に不具合が出た場合は、各メーカーのホームページやお電話でお問い合わせしていただけますと話がスムーズに進みます。
 
電話口などで必ず聞かれますので、品番を控えてから連絡されると、慌てなくてよいかと存じます。
 
弊社では新築時に取扱説明書と保証書をボックスにまとめて入れたものをお渡ししておりますが
 
そこにメーカー問い合わせ先一覧も入れております。
 

たびたびこういった件で弊社へご連絡を頂くこともありますが、弊社もメーカーへ連絡をする流れになりますので
 
間に挟まない分、直接ご連絡していただいたほうが早いです。すみません。
 
どこへ連絡したらよいかという場合は、ご相談していただければご案内いたします。

水回り設備のほかに、コンロ、給湯器、玄関ドア、サッシ、シャッターなども同じです。
 
また、説明書にはお手入れ方法も書いてありますが、それはまたの機会に・・・
 
 
3 不具合があった「時点」で連絡をする

これはとても大事なことなのですが、「不具合かな?」「ちょっとおかしいかな?」という時点で
 
メーカーにご相談、修理依頼をして頂きたいです。
 
様子を見ている間に、保証期間が切れてしまうかもしれません。または不具合の度合いが進んでしまうかもしれません。
 
トラブルの元になりやすいのです。
 
「最初からおかしかった」「前からこうだった」という言葉をよく耳にするのですが、
 
メーカーはご連絡を頂いた時点でしか状況を把握できませんので、上記の言葉に対してはどうしようもないのです。
 
同じように、弊社へ不具合(大工工事関係など。取り付けた設備品以外)もその時にご連絡をいただければ
 
お伺いするまでにお時間を頂いたとしても、ご連絡があった時点での不具合として認識することができます。
 
 
 

うちも食洗機が保証期間内に「ちょっとおかしいな?」と思うことがあったのですが
 
問題なく使えていたので様子を見ていました。そこから数年も経たないうちに壊れてしまい
 
それでも有償で直してもらえたらよかったのですが、メーカーが倒産しており、修理も出来ず・・・途方に暮れ
 
使えないビルトイン食洗機が長い間キッチンを占拠しておりました。
 
・・・などと失敗談ばかりですが、やはり日々使うものは何かと不具合が起こるリスクがあるものです。
 
 
 
今は何かと忙しい時代ですが、上記の3つは頭の片隅にでも入れておいていただけると幸いです。