この間日本の音楽覗いてみたら
段々年をさかのぼって
気になるミュ-ジシャンみて
そのうちにあるバンドに辿り着いた。
カルメンマキ&OZ
東京ド-ムが出来るはるか前
後楽園球場での
ワ-ルドロックフェスティバル
目玉は何といっても
ジェフベックがその年の春に出した
ブロウバイブロウをひっさげて
やってきた新しいバンド。
当然とりで出てくると思っていたら
早い時間に三塁側のフェンス沿いに
ゆっくりと近づいてくるリムジン。
しばらくなんだろうと思っていたら
ジェフベックの登場。
あとでアナウンスされた記事によると
高熱を出してそれをおして
何とかステ-ジを務めてくれたようだ。
アルバム通りのクロスオ-バ-
多分彼のスタイルが一時の
音楽シ-ンにおける
スタイルとなっていった重要な
アルバム。
僕はリアルタイムでそれ以前の
ジェフベックグル-プのファンでは
無かったが、後追いで聴いて
それはいかした音楽を楽しんだ。
今でもたまに聴いている。
そんな時間的ハプニングがあって
スタジアムの雰囲気は
この後どうなっちゃうんだろうと
他のア-ティストを見ていた。
当時日本のロックミュ-ジックに
詳しくなかった僕だが
良かったなと感激したのが
カルメンマキ&OZと四人囃子。
圧倒的だった。
スタジアムは熱気に包まれていた。
僕はギタ-のノイズが大好きだけど
春日さんと森園さんは
とってもいけてて
歌詞もそれぞれ意味深で
今日はジェフベックはレコ-ド通りだけど
新しい発見があったなと
帰り道で満足していた。
当時僕は19歳だったかな。
それまで幅広い音楽に接していたが
どちらかというとプログレッシブ系を
中心に聴いていたのが
日本人のロックに初めて出会った。
つまらないバンドも出ていたし
たしかニュ-ヨ-クドールズとか
フェリックスパパラルディのグル-プも
とりで盛り上がっていたのだが
頭の中はOZと四人囃子。
その年の学園祭は彼らを聴きたくて
縁もゆかりもない大学をめぐっていた。
その後ライブハウスに行くようになった。
今回ユ-チュ-ブで色々なバンドを
思い出しながら探していたら
ほんの最近のステ-ジライブの
フィルムを見つけた。
僕も65歳を過ぎ
いい年寄りになってしまったが
カルメンマキ&OZが
70歳近くなってライブを行っていた。
多分掲載しても削除されると思うけど
70年代中頃の空気を味わえると
僕もなんだか懐かしいのでどうぞ。
良く知られた曲は長いうえコマ-シャルも入っちゃうので違う曲にしました。