春の訪れとともに、約1500人の新入生たちが大阪芸大へやってきました。4月2日、令和8年度の入学式が大阪芸大キャンパスで行われ、新たな学校生活に希望を膨らませました。この日の大阪の最高気温は16度と、過ごしやすい春の陽気のもと、新入生は緊張した面持ちで式に臨みました。今年は式終了後の各サークルによるビラ配りが行われ、新入生へ向けて、熱いPR合戦が繰り広げられました。<森下菜穂、伊藤 望、小野寺慧>



(写真:多くの新入生で賑わう天の川通り)

 前日の雨もやんで、式の当日は青空が広がり、過ごしやすい春の陽気でした。
 天の川通りでは、真新しいスーツに身を包んだ新入生が、緊張した面持ちで会場へ向かう姿が見られました。
 キャンパスでは桜が満開をすぎた中「入学おめでとう」と書かれたタペストリーなどをバックに、父母や友人らと記念写真を撮る様子も見られました。



(写真:記念撮影をする)

 総合体育館第1アリーナで行われた式で、挨拶した塚本邦彦学長は童話を引用して、「力強い足と、飛ぶ羽に気づいたバッタのように、自分の持つ潜在的な力に気づいてほしい」とメッセージを送りました。
 学部新入生代表の藤永心咲さん(舞芸1年)が「学則を守り、学業に励みます」と、学部新入生宣誓を行いました。
 また、式の終了後には記念演奏会が行われ、在校生や教員陣による行進曲「威風堂々」をはじめ、大阪芸術大学客員教授の高円宮妃久子殿下原作の「氷山ルリの大航海」のテーマ曲「旅立つ若者へ」などが披露されました。

 女子駅伝部に入るという、初等芸術教育学科に入学した女子学生は「小学校の先生になりたいのと、部活が強いことを理由に大阪芸大を選んだ。仙台(全日本大学女子駅伝)へ行くことが目標」と、アスリートと勉強の両立へ、熱い目標を語りました。

 美術学科に入学した女子学生は、「(オープンキャンパスなどで)学内を見て、通っている人が楽しそうなので、第一志望で入学した。式が豪華でドキドキワクワクした。悔いが残らないよう4年間しっかり勉強して楽しみたいと思います」と、新たな学校生活に期待を寄せていました。
 演奏学科に入学した男子学生は「父が大阪芸大の卒業生で、父から話を聞く中でいいなと思い入学を決めました。4年間でたくさん音楽を作り、今後の活動の基盤を作りたい」と、制作活動に意欲を見せました。

 キャラクター造形学科に入学した男子学生は「機材が充実しているのがいいと思いこの大学を選んだ。サークルはポーカーサークルに入りたい」と、課外活動への思いを語りました。母親は「やりたいことを思いっきりやってもらったらいいなと思っています」と、我が子の門出を応援していました。

 工芸学科に入学した女子学生は「高校で金属工芸をやっていて、大学でもやりたいと思い入学した。自分の作った作品を売れるようにしたい」と、笑顔で話しました。
 この学生の父親は「4年間自分がやりたいことを精一杯頑張って、将来につなげてもらいたいと思います」と話しました。

 映像学科と美術学科の女子学生3人組は「軽音サークルに入りたい」とか「かわいい子みんなに声かけて友達の輪を広げていきたい」と、元気よく語りました。

 デザイン学科に入学した女子学生は「商品パッケージのデザインをしたいと思ってデザイン学科を選んだ。(大阪芸大では)社会と関われるプロジェクトがあるのを聞き、憧れて入学した。勉強も遊びも全力で楽しみたい」と話しました。

 デザイン学科に入学した女子学生4人組は「就職実績が良かったので大阪芸大のデザイン学科を選んだ」とか「友達100人作りたいです!」と、話していました。

 今年は入学式当日の各サークルによるビラ配りが認められたため、式が終わると早速会場から出てきた新入生らに、サークルで使う楽器や、PRの文章が書かれたホワイトボードを掲げ、ビラを渡していました。
 天の川通りでは早くも熱いPR合戦が繰り広げられました。



(写真:熱心にビラを配る在校生ら)

 天の川通りでビラを配っていた探検部の女子学生は「とにかく部員を増やしまくって、その子達を楽しませたいと思います。(フレッシュな新入生を見て)なんか自分もこうやったんやなと思うと感慨深いです。いっぱい(探検部に)入れようと思います」と、新歓シーズンにかける意気込みを語りました。



(写真:入学式後の天の川通り)

 新たな友人らとともに新生活へ踏み出した約1500人の大阪芸大2026年度生たち。それぞれの表現を追求する「アートな日々」がはじまります。

 了