志望校 | オチャカオル

オチャカオル

都立進学指導重点校へ進学
2025年 大学受験

志望校。

 

何度も何度も考えました。

模試の志望校判定で記入する時に。

中学校の面談の時に。

過去問題集を購入する時に。

学校説明会の予約をする時に。

調査書依頼をする時に。

 

 

 

 

出願は今週はじまった都立高校で全て終了。

全5校。

何事もなければ、一か月後には進路が決まっています。

 

入学金の振り込みなどがあるので、改めて出願時に確認しました。

 

「もしも全部受かった時、あなたはどこに進学したいの?」

 

「進学先の金銭的なことは考えなくても良いよ。私立高校に進学した場合でも、大学附属ならば大学受験のお金がかからないはずだし、併願優遇の私立高校に進学した場合はおそらく上位クラスで国立大学を狙える立ち位置にいられると思うし。指定校推薦という制度だってある。それぞれの良さがあると思うから、素直に考えてごらん」

 

 

 

最終的に決め手になったのは。

 

過去問 でした。

 

過去問が解けるから、ではなく。

過去問が面白いと思える学校。

過去問を解いていて嫌な気持ちにならない学校。

レベルが高くて苦しいけれど、それでも、取り組もうと思える学校。

3科目が好きか、5科目が好きか。

自分の手に負えるレベルは、内容・量、ともにどこまでか。

 

 

次に影響を受けたのは、説明会などで学校に足を運んだ時の印象、です。

 

ここ、気持ちが良いな。

通ってみたいな。

ここで過ごしてみたいな。

 

今はコロナ禍でなかなか受験校に足を運ぶことができないと思いますが、後輩の方々の保護者さんには是非頑張って予約をとってほしいと思います。子供が興味を示したところ、自分が子供に見せておきたいと思う学校は全て。

 

 

優柔不断なところのある娘さんは、志望順位の低い都立受験高校をなかなか決められませんでしたが、最終提出期限をきちんと伝えておいたので、最後の最後、ちゃんと決められました。

理由もしっかり言えたので、どのような結果であっても、後悔はないでしょう。

 

ブログを書き始めた時に、『志望校を意識する』、というタイトルで記事を残しておきました。

この時は、一年後、二年後、どうなっているのかわからないと思いながら過ごしていましたが、ゆっくりゆっくり、我が家のやり方で過ごしながらも、なんとか挑戦するだけの立ち位置につくことはできました。

あとは、相手の望む姿に自分を成長させることができたか。つまり、合格点に辿り着くことができたか。

余裕とは言えませんが、当日勝負、の位置までなんとか来ていると思っています。

過去問を解きながら、そこに秘められたメッセージを掴み、望まれているレベルまで自分を磨いている娘さんを尊敬します。

 

あと少し、頑張って。

 

そして、合格で終わらず、受験を通じて受け取ったメッセージをきちんと消化して、自分を磨き続けて欲しいと願います。