前回、桜野園の自然栽培・在来種のお茶の樹の灰を
釉薬(ゆうやく、うわぐすりのこと)に使った、
オリジナルのティーカップ、湯飲みづくりの旅路をお伝えしました。
それから、陽窯さんでどんな工程があったかと言うと
お送りしたお茶の灰の灰汁を抜きます。
茶色の水がぬるぬるしなくなるまで、水を入れ替えるそうです。
ふるいでこしたり、さらに小さくなるように擦ったりして、乾かしていきます。
できあがった釉薬に、素焼きしたカップ・湯のみをつけます。
ちなみに、素焼きは10時間ほど薪を使って焼いています。
内側には、自然栽培の黒米の灰と長石をブレンドした釉薬
外側には自然栽培のお茶の灰、黒米の灰、長石をブレンドした釉薬をかけています。
釉薬が高温で溶けてガラス分になった時に、下に流れて固まり、くっついてしまわないように
焼きしまらない粘土を足にして、窯の中に並べてあります。
本焼きも薪をくべながら、20時間ほど寝ずに作業されたそうです!!
釉薬のとけ具合、火の当たり具合によって、ひとつひとつ、模様の出方が異なります。
外側に塗ったお茶の釉薬は、淡いミルクティーのような色合いです。
手触りもつるり、しっとりとした感じで、やわらかい。
次回、我が家で撮った写真をアップしますね。
販売まで、もうしばらくお待ちください♪
商品名も、以前から考えていた、とっておきのに名前します(*^_^*)
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