6月15日、南阿蘇のレストランバスに乗ってきました~~!!
大尊敬している、大津愛梨さん。
詳しくは、上のレストランバスのリンクに、想いがぎゅっと詰まっているので
ぜひ読んでいただきたいです☆
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阿蘇の魅力は、その大きなスケールにあります。
鉄道の線路が地震による被害を受けたことは阿蘇にとって痛手でしたが、
レールのいらないバスだったら、阿蘇の魅力をより一層、
感じてもらえるかもしれないと考えるきっかけになりました。
そんな時に知った「レストランバス」の存在。
レストランバスは、日本で初めての厨房付きのバスです。
1階にキッチンがあり、2階では景色を楽しみながら食事ができるようになっています。
景色を楽しみながら食事を楽しむだけでなく、
食材の生産現場に足を運ぶことができるのがレストランバスの魅力。
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今回、農業に関わる元気な女性たちが集まるということで
私も、お声かけ頂き、楽しんできました!
梅雨の最中ながら、めちゃくちゃ晴天。
バイタリティと愛にあふれる、愛梨さん♪
バスの2階なので、眺めも最高!
バスが動いていても、倒れないように、グラスやカトラリーも立てておけます。
南阿蘇の、雄大な風景。
田んぼも、苗の緑と、景色がうつりこむ水面が、とてもきれいな時期。
天井の窓は開閉ができるので、上にも開かれた景色も楽しめます。
伸びてる木々の枝に要注意(笑)
それらを楽しみながら、阿蘇の素材を使ったメニューをいただきます。
まずは、赤牛のハンバーグ。
途中途中で、阿蘇でがんばっている皆さんのところ、
名所なども巡っていきます。
お結びファームさん。
女性用に開発された、農業機械を見られたのもよかった~~。ISEKIさんがつくられています。
歩いて、暑いな~と思ったところに、涼しげな2品目のこちら。
お結びファームさんのアスパラのグリル、そして角切りのメロンがのった
冷やしリゾット。
お米は、O2ファームさんのもの。
これ、すごくおいしかった~~!!メロンのジューシー感と甘さも、よくあっているし、おしゃれ。
そして
ここの空気感、すごい。
この水辺で、ずっとおしゃべりしたり、ぼーっとしてたい。
バスに戻って、3品目。
地元のヤマメと、阿蘇タカナードを使ったお料理。
この、阿蘇タカナードが、すばらしすぎて、とっても感動。
阿蘇高菜は、阿蘇の名品ですが
収穫は、1本1本手でとる、手間のかかる作物だそう。
この種を残したくて、粒マスタードならぬ
タカナードをつくられたそうで
しっかり辛みはあるものの、刺激が強すぎないというか
そして、風味もすごくいい。
原料も、こだわりの塩と酢、のみ。
つくられている、阿蘇さとう農園さん。
そして、阿蘇タカナード。
今後、高菜の花から、はちみつをつくりたいとか
油も採ってみたいという、奥様の話がもう、すごくステキでした。
バスには、たくさんの素晴らしい、元気な女性たちが乗られていて
お隣の、「はたけのみかた」の代表の方は、まだ24歳!
大学卒業して、起業され、こんなにかわいらしいパッケージの離乳食を作っています。
それも、滋賀の契約のお米やお野菜を使って。
旬の野菜ごとにつくっているので、味わいも、色も変化していきます。
常温で9か月の日もちなのだとか。
裏には、生産者さんのお名前も載っています。
出産した方へのギフトに、すごくいいな~と思います☆
そして、デザートの4品目。
トマトを多彩に使った、チーズケーキ。
チーズケーキの部分にも、地元の柑橘を使っていたり
トマトの層は、貴重なドライトマト
フレッシュのトマト
皮や種もそのまま活かした、トマトのソースがかかっています。
野菜スイーツのポタジエさんで働かれていた、女性のパティシエさんの逸品です。
そんなこんなで、
阿蘇の景色も、お料理も、一緒に乗った皆さんも
とてもとても、想いがつまった、濃密な景色、食材、手間、人々。
私は、阿蘇の景色を見ながら
地元の景色を想っていました。
私も、学生の頃から、農村の景色が大好きで
それは、ただの自然なのではなく
手入れされた美しさ。
先人たちが、脈々とつないできてくれた賜物です。
いつも、その景色を見ると、手と心を動かしてきた姿を想う。
阿蘇のすばらしい景色、素材、人に触れて
また、私が住む場所を想い
この場所を、このめぐみいっぱいの場所を、美しくつないでいきたいと思う。
それは、作ること、作ったものがめぐっていくこと、おいしくいただくことによって
つながっていく。
この1~2年でも、作られない田んぼがぐっと増えました。
うちのお茶園もそう。
つくらないという選択の一方で
活かしていくには???
それは、協働という方向性の中にあると、最近つくづく思っていて。
一人では、一軒では、続けられないから、今の状態がある。
じゃあ、想いに賛同し、実際に体を動かしたり、知恵や技を貸してくれる人たちと共に。
思いを新たにした一日でした。
愛梨さん、レストランバスに関わってくれた皆さん、
ありがとうございます☆☆
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