また、この季節がやってきました | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


また、お茶園の中を這ってまわる季節がやってきました(^_^;)

今回は、べにふうきのお茶園。



ついこの間の3月まで、剪定をしていた茶園。

新芽が出てからは、ぐっと表情が変わります。

定植時から、一切の肥料、農薬を使っていない
べにふうきのお茶園。

過酷な状況だから
枯れてしまった樹もあるし
慣行栽培と比べると、とても成長がゆっくりです。

特に、冬の園を見ていると
「枯れてしまうんじゃないだろうか」という状態の木もあって
心配しても、春、そして夏になると
美しい新芽を出していて
本当にすごい。

今なら、同じ無肥料栽培でも、色々もっと工夫できたと思うけれど
がんばってくれているお茶の樹たちに感謝感謝。


成長がゆっくりなので、
陽がたくさん入る分、草取りは本当に大変です。

何度も何度も、こんな風に、お茶と同じ高さになって
作業をしてきました。

きつい姿勢にはなるけど
でも、じっくりお茶と対話できる気がして
好きなんです。

特に、手の剪定をした効果が、どのように出ているか
確認したいところ。




新芽の出方自体は、
剪定をしたところ、しなかったところ
大きな差は見られなかったけれど
ひとつ、違うなあと感じたところ。

それは、樹の肌がちょっときれいになったなあと。

春になり、植物ホルモンが活性化する時期だからというのも
あると思うけれど
剪定をしていないところより、肌のイキイキ度がアップした気がします。

人もそうだけど、
元気だと、肌ツヤが違いますもんね☆

今後も、変化の様子を
じっくり観察していこうと思います。