新茶がそろいました☆ | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


2015年、新茶。
やっと出そろいました!!




こうやって並べてみると。。。
1か月間の一番茶摘み、
1年間のお茶園管理、
ご先祖さまから今までの歴史を思って

ちょっと、感無量☆

さらに、「あかね」と抹茶は、今後出るのを待っていただけたら嬉しいです!


例年ですが、今年も霜に当たったのと
夫が、品質を絶対に落としたくないということで
小さめ小さめに摘むのとで
収量は過去最少でしたが^^;

4月の天候不順も、どう影響するかと思いましたが

いいレベルのお茶ができたのではないかと思います。



あらためて飲む比べてみると・・・
同じ蒸し茶でも、似た管理をしていても
個性があっておもしろい♪♪



〇新茶萌は、残りわずかです。
初摘みで、芽格が一番小さいお茶。
その分、うま味と新茶の若々しい味わいが濃厚。


〇桜野煎茶は、かぶせ茶と露地栽培のブレンド。
品種も、やぶきたをメインに、さやまかおり、ふじみどりなどが入っています。

火入れもほんのり香ばしく
水色も緑が濃いめ。
うま味、甘みが強く、香りのインパクトもあって、
ザ・蒸し茶、皆さんに親しまれる味わいです。


〇むかし茶は、愛する在来種の煎茶。
やぶきたなどの品種物とはまた違い
様々な味わいや香りが交差するお茶です。
その名の通り、昔ながらのお茶の品種、そして味わい。


〇蒼は、無肥料栽培のやぶきた種。
さっぱりとしていながら、今年は特に花のような、よい香りを楽しめます。
この香りを探すのが楽しい!
急須の中の茶葉の香りを、ぜひかいでみてください。

〇結は、今年のお茶で、一番さっぱりとしているかもしれません。
ただ、これもむかし茶と同様の在来種、そして無肥料栽培で
萎凋の香りと火の香り、独特の香気です。


〇むかし釜茶は、無肥料栽培、在来種の釜炒り茶。
これだけ、断トツに個性的です。
一般的な釜炒り茶としても、ここまで火入れを強く仕上げているお茶は
珍しいかなと思います。

さらに、萎凋もながくしているので、
口に含むと、色んな方向から香りのパンチが飛んでくる感じ(#^.^#)

おもしろいお茶です。

ちなみに、むかし釜茶の茶園は、
傾斜があって機械だと危険性が高いので
一番茶しかとりません。
でも、1年間の管理は、他のお茶園と同じようにしますから
そういう意味では1年に1度しか収穫しない、貴重なお茶になります。


〇最後は、福島屋さん限定の、「まろみ蒼」
(予約販売のみの受付です)

無肥料栽培のかぶせ茶100%。
抹茶を彷彿とさせるような、うま味と香りのお茶です。
かぶせ茶なので、水色も緑が濃い!

これは、かぶせ茶パウダーの原料にもなります。


たくさんの方の支えがあって、
今年も新茶を送り出すことができます。
あらためて、感謝申し上げますm(__)m