抹茶の製造☆ | 桜野園 お茶で一福、心ふぅわり

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水俣で、無農薬や自然栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶を家族でつくっています。
そんなお茶づくりと、日々の徒然。
ちゃみさんのあげまん道から学び実践から生まれる気づきも満載でお届けします。


抹茶用のお茶摘みに続いて
今度は製造!

普段は、製造は夫とお父さんにおまかせですが
今回は普通と違う製造をするということでお手伝いと、
カメラマンとして、私も工場へ(#^.^#)

早朝に共同工場に向かうと
すでに、夫が蒸しを始めていました。


やっぱり、葉っぱが青い!!



抹茶の原料となる、碾茶(てんちゃ)は
煎茶や玉露などのように、揉みあげる工程がなく
蒸す→乾燥という工程でつくります。

できた茶葉は、もとの葉の形状をそのままとどめて
乾燥させたような感じです。

ただ、私たちの工場は、煎茶専用の製造ラインですので
今回は、工夫しながら、碾茶に近づけた形で製造しました。


広い工場の中を、かけまわる夫。

茶葉の状態を見ながら、機械を調整します。




抹茶の原料の次には、
「結」になる茶葉も流しているため、
蒸し機を再度調整しなおします。



お父さん、こんなところで
ちゃっかりご飯の鍋、あっためてるし(笑)


「結」のほう、精揉機のチェック☆



私はと言うと。。。

夫の補助をしたり、
あとはひたすら、目視(笑)

親葉や、どうしても機械摘みのときに混じってしまう枝の部分などを
とりのぞきます。これがけっこう、いそがしい^^;




工場に入ってみると、
夫やお父さんが、せわしなく動いて調整する姿や
機械たちが、忠実に動いてお茶をつくってくれる様子を見て
ああ、ひとつひとつの部品たちが、がんばってくれてるんだなあと(^.^)

私みたいな、おっちょこちょいは、
うっかり機械の作動中に手を出したり、身を乗り出したりすれば
一瞬で大けがをしかねませんから、要注意で作業します。


それにしても、ありがたいなあ~。
機械って苦手だけど、これだけのお茶の量を
一気に仕上げてくれるんだから、すごいわ!


できたお茶は・・・


これはまだ、荒茶の状態。

さらに、茎などを抜いて、
適度に乾燥させて、いよいよ挽き加工です!!