今回で第5弾になります
道の駅季楽里あさひ
の周辺観光。
今回は旭市にゆかりのある人物を知ることのできる場所のレポートです。
その人物とは「大原幽学」です。
彼の業績などを知ることのできる「大原幽学遺跡史跡公園」です。
「大原幽学」は尾張出身の幕末の人です。彼は荒れ果てた「長部村(ながべむら)(今の旭市)」で農村改革をし、大きな実績を残した人物のようです。
公園に隣接している「大原幽学記念館」で予備知識を入れてから散策がお薦めです!!
農民が互いに助け合いながら生活改善ができる農業協同組合のような「先祖株組合」を創設したり、子供の教育のために「換え子」制度の奨励など農民生活のあらゆる面を指導し長部村の復興を果たした人物なのだそうです。
一区画一反程度の大きさに整理し、水路をつけ作業性を向上させた「耕地地割」の耕地整理跡や
「旧宅」
彼の高弟「林伊兵衛」の居宅でもある「旧林家住宅」
「改心楼」と呼ばれる教導所の跡地「改心楼跡地」
反感を抱いていた者が乱入してきた時に村を越えて農民が出入りしてるのではと当時の勘定奉行に怪しまれ、改心楼の棄却、先祖株組合の解散を言い渡されます。
幽学は訴訟を起こし5年の歳月が経ったときにせっかく復興した村が再び荒廃していた姿を見、失意の深さで自害してしまいました。
公園から離れた場所にある「墓所」は自害した場所でもあります。
62歳だったそうです。志半ばでさぞ無念だったと思います。









