山形4つ目の道の駅は
道の駅尾花沢(おばなざわ)
です。
尾花沢市にあります。
道の駅No. 山形-016(06016)
愛称は「花笠の里 ねまる」です。
尾花沢といえば夏スイカ生産量が日本一で「尾花沢スイカ」は有名です。
道の駅にも街中にもこんなキャラがいます。
名前を「もとなりくん」といいます。
・・・・? なんで「もとなり」?
市場で販売されている尾花沢スイカ、実は2番目になるスイカなのだそうです。
では1番目(もともとなっていた)のスイカは?となりますよね。
1番目になるスイカは形も悪く、皮も厚いため間引きされてしまっていたらしいです。
その1番目のスイカを「もともとなっていたスイカ」ということで「もとなりスイカ」と呼ぶようになり、キャラクターになったのがこの「もとなりくん」なんですって!!
この「もとなりスイカ」は漬物や味噌汁の具などに活用されているんです。
あちこちにスイカモチーフのものが・・・
そして謎の言葉・・・「ねまる」
・・・・なんでしょう?
尾花沢地方の方言で「くつろぎ」を意味するそうで、かの「松尾芭蕉」もこの地に訪れた際に
「涼しさを 我宿にして ねまる也」
(旅先ではありますが、涼しい座敷でくつろいでいますので、まるで我が家にいるような気分です。)
と詠んでいるようです。
尾花沢は松尾芭蕉が古い友人と会い、10泊もするほど大変くつろげた場所だったようです。
ということで、芭蕉関連のスポットに行ってみました!!
今回のちょっと寄り道コーナーです。
最初は「養泉寺」
ここは芭蕉が奥の細道の中で最も長い7泊も滞在したことで知られているお寺で、境内には「涼しさを・・・」の句碑が祀られている「涼し塚」があります。
芭蕉のことは近くの「芭蕉清風歴史資料館」で詳しく知ることができます。
「奥の細道」の中で最大の難所として紹介されている尾花沢市と最上町の境にある「山刀伐峠(なたぎりとうげ)」です。
峠の駐車場から歩いてすぐに行くことができますが、今回は芭蕉の気持ちで峠越えの道を半分歩いてみました。
整備されているので、歩きやすいとは思いますが・・・体力のない自分には地獄でした・・・
ちょっとだけ芭蕉の気持ちがわかった気がします (^^)
でも体力は芭蕉の方が上ですな・・・・・
尾花沢といえば「めでた、めでたぁ~~のぉ~~~・・・」で有名な「花笠音頭発祥の地」としても知られていますが、こちらは次回の寄り道編で・・・・・
最後に今回食べた道の駅氷菓は
スイカソフトクリーム
です。
シャキッとしたみずみずしい甘さがなんとも言えないくらい美味しいソフトです。
奥の細道を歩いた後の疲れた体には最高です!!芭蕉さんにも味わってもらいたかったな・・・















