秋田編第9弾は
道の駅ことおか
です。
山本郡三種町にあります。
道の駅No. 秋田-008(05008)
愛称は「土笛の里」です。
初回訪問は2014年5月18日です。
レストランのある建物は「サンバリオ(サン=太陽、バリオ=多様性)」と呼ばれ、「縄文式土器」をイメージした造りになっています。
現在の三種町は「琴丘町」「山本町」「八竜町」の3町が平成18年に合併してできました。道の駅は旧琴丘町にあります。
道の駅の入口看板にこんなものが・・・・
休憩施設の壁にも・・・・
「土笛」と呼ばれる最古の楽器の一つと言われるものです。約6500年前の中国生まれで雅楽等に使われていたそうです。
道の駅の東側に位置する「高石野遺跡」から出土され、指孔がない土笛は縄文時代の土笛の特徴の一つです。
そして直売所の前にも「土笛を吹く少女」のモニュメントが・・・
「サンバリオ」では「土笛づくり」が体験できるようです。
今回の「ちょっと寄り道コーナー」は
国の重要文化財である「大山家住宅」です。
江戸末期の農家建築になります。「船枻(せがい)」と言われる桁から軒先まで腕木を伸ばし屋根を支える工法が用いられています。この工法は当時は上級階層にのみ許された工法のようです。デザイン的には簡素で洗練された美しさが際立つ「曲り屋(L字型の家)」でした。
あるものを見に「三種町ふるさと文化館」にも寄ってみました。
ここには地元出身の世界的創作舞踊家「石井漠」の作品、パネル、遺品などが展示されている「石井漠メモリアルホール」があります。彼は「黒柳徹子さん」などの師匠でもあったそうです。
目的のものは別室の舞台ホールにありました。
「パッチワーク緞帳(どんちょう)」です。
旧山本町の町制施行40周年にあたった平成14年、町民有志のべ2300人の手によって手作りされた縦約6.7m、横約13.5mの巨大キルトです。
とっても華やかな緞帳でした。管理室の方に丁寧に説明をしていただいたこともあり、細かいメッセージまでしることができました。
「町の風景」・・・写真では見づらいですが山間に沈む夕日をキルティングで表現されてます。
唱歌「故郷」の楽譜です。五線譜や音符のパッチワーク、歌詞やウサギがキルティングされているのがわかります。
このような粋なメッセージが沢山あります。一日見ていても飽きない緞帳でした。
他にも三種町のシンボル「房住山(ぼうじゅうざん)」の麓にある「扇滝」
アウトドア施設が充実している「羽根川森林公園」
釣りを楽しむ人達も・・・のどかだなぁ・・・
三種町は「じゅんさい」の生産量が日本一だそうです。ということで「じゅんさいの館」で「じゅんさいそば」をいただきました。
つるつるして美味しい!!
今回のソフトは
こはぢゃソフトクリーム
です。
「こはぢゃ」はこの地方の呼び名で、正式には「ナツハゼ」という山ブドウの仲間なんだそうです。確かに酸味がきいてさっぱりとした美味しいソフトでした。


















