【Life】『なぜ女は男のように自信をもてないのか』
この本を読んでいたら1号が近づいてきた。
『なぜ女は男のように自信をもてないのか』
「ふーん、
オレ、自信無いの男の方だと思ってた。意外。」
えー、こっちが意外だよ。
そもそもオマエがそんな持論を述べてくるのが意外。
なになに!?
若者目線の新しい見解じゃん!
いいじゃん!
日本人は自己肯定感が低い(世界7カ国中最下位)といわれているが、
自己肯定感調査世界1位のアメリカにおいて、
しかも第一線で働く女性でさえ、自分に自信を持てずにいるという。
この男女の自信の格差(セルフ・エスティーム)はどこから来るのか、
私達に必要なのは能力よりも自信なのだ的なことが書かれているのだけど、
今の子は少し違う見方をしているのかもしれない。
1号によると、
「男は『競争』、女は『共感』ていうでしょ。
このラーメンが美味いという話をしていても、
すぐに男は、
『いや、オレの知ってる方が美味い』とかなるけど、
あれは自信を保とうとしてるんだよ。
女はそれ美味しいよねーとか、みんなで食べて盛り上がれるじゃん。
だから、男の方が基本的に自信がないのかと思うんだよね。」
なるほど、
確かにクソつまんないことでマウントを取りに行く男の心理はこんな感じなのか。
確かに今の時代は、
終身雇用の概念は消失、
共働きが当たり前のようになり、
女性管理職の台頭、
男性非正規雇用の増加などは、
私達が学生だった時代とは異なる。
1号の時代は、
普通に男女は平等で、
男の満々の自信を社会が担保してくれる時代ではなくなってきているのかもしれない。
よって、セルフ・エスティームの格差は、
単に男女によるものというより、
社会的関係などに依拠し多様性を帯びてくるのかも。
「1号すごいな。どこでそんなこと学んだ?」
「オレだって、YouTubeでそーゆーのも見てるんだよ。」
YouTubeのポテンシャル。
やはり今の子は違うな。