下のチャートはAUD/JPYの日足です。時間分析的にきれいな動きになっています。先週の金曜日は高値⇔高値25日(26の近似値)、16日(17の近似値)安値⇔高値17日(基本数値)で、ローソク足は上ひげの長い形になりました。そして週明け月曜日には金曜日の安値を割って来ました。この時点で”売り目線”で行きますが、下のボリンバンドを見ると、まだ火曜日まで+1αの上にあり、下ヒゲが長い形になっていましたので油断禁物の状態でした。しかし、昨日はこの+1αをわって、更に前日安値も割って来ました。これで”調整局面入り”が鮮明になり、”下落モード入り”してきました。1時間足チャートも-2αを割り、大きく下落してきました。1時間足でトレーする場合終値で-2αを割れて来たら”ショートエントリー”開始です。利確は-1αを終値で超えて来たタイミングです。大きく超えて来るとせっかくの利益が減ってしまいますので、1本前の高値を超えて来たら半分は利確してもいいと思います。そして今後の動きですが、安値⇔安値が21日目が来ておりセンターライン近くまで下落しています。一旦ここは反転のタイミングになる可能性が高そうです。安値⇔安値の21日目は21の遅行スパン(赤い線)の位置が直近安値にある事からもわかります。このように遅行スパンが今どこにあるのかを見る習慣をつけるとトレードに役立ちます。時間分析は1時間足、4時間足でも有効です。1時間足チャートでいちいち線を引くのは面倒なので、遅行スパンとローソク足の位置関係を見るのです。

 本日の注目点は反転の動きになるか、それともセンターラインを割れて更に下落して来るかです。