新数学スタンダード演習 | 元国立医学部生 数学の定石 鉄則を解説します

元国立医学部生 数学の定石 鉄則を解説します

国立医学部を卒業し、現在医師として働いています。頭の体操も兼ねて、趣味で大学受験の数学の問題を解いてます笑
勉強方法や、オススメの問題集を紹介していきます。ひとりでも多くの難関大の受験をする人の役にたてればと思います。

新数学スタンダード演習について

受験問題集において最もオススメしたい問題集です。
1対1対応の演習で学んだことを存分に発揮出来ると思います。私の数学の成績を安定させてくれた本で、問題の質、量共に演習に最適です。
標準~やや難レベルの問題が多数収録されていて、数学が難しくない大学の医学部ならば、このレベルを繰り返しこなすことが大切だと思います。

医学部受験においては標準問題を確実に取る事が合格への必要条件ですので、このレベルをミスなくスラスラと処理出来ることが大切です。

全統記述偏差値70の壁を越えるのに伸び悩んでいる受験生はこの問題集をやりこむことを強くオススメします。河合塾の全統記述はこのレベルの問題が主体で若干計算が面倒なくらいだからです。

個人的には、数3の総合演習の問題が特にオススメで、非常に洗練された問題を集めてあり、本番で合否を左右する良問がずらりと並んでいます。空間ベクトルの章もかなり充実していると思います。

ただ、東大、京大、旧帝医学部レベルを目指すのであれば、今一歩物足りないので、これをこなした上で、さらに難しい問題集での問題演習をオススメします。

東大、京大、東工大、国立医学部を除く理系学部ならこの問題集の完成が目標となってくると思います。

目安の到達点は体感的に
全統記述140~170
全統医進~150
駿台全国100~120
東大模試40~60
ぐらいでしょうか