こんにちは、25年以上にわたり、旦那さんの浮気解決のサポートをしている金田秀子です。

今日は、先日卒業されたK子さんの話しをします。

K子さんが一番最初に相談室に来たのは、今年の4月でした。

山本先生との電話相談をしました。その時に、修復のために何をしたらいいか見つけ、その後は、ご自身で修復を頑張っていました。

修復は上手くいっていました。でも、ある時から暗礁に乗り上げてしまいました。

夏が始まる頃、「これではいけない」と、もう1度相談室に来ました。

そこから、K子さんは山本先生と一緒に、卒業を目指して頑張りました。すると、修復はぐんぐん進んだのです。

何を意識することで、修復が一気に進んだのかを、お話しますね。

もしかしたら、あなたもこれを意識したら、旦那さんとの距離を、ぐっと縮められるかもしれません。

少し長くなりますが、読んでみてくださいね。

ここからは、山本先生の文章です。K子さんには、ブログ掲載のご了承をいただいています。

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K子さんは、マニュアルと1度の相談で、修復は順調と言えるくらい進んでいました。

といっても、残念ながら、表面だけの修復でした。

K子さんは、自分の気持ちをずっと溜め込んでいたのです。

怪しい旦那さんを見ると、モヤモヤがいっぱいです。責めたい気持ちがどんどん大きくなります。

でも、責めたら、よくなってきた関係は、また悪化します。

ですから、ずっと心の奥にしまっておきました。

ある日のことです。

ずっとしまっておいたモヤモヤが、ものすごく大きくなって、とうとう表に出てしまったのです。

K子さんがイラッとして、「バン!」と物に当たったのを、旦那さんは見逃しませんでした。

このことがあってから、夫婦関係は逆戻りです。いや、最初の相談の時より、こじれてしまったと言ってもいいくらいです。

K子さんの感情が爆発したことによって、旦那さんは「やっぱりダメだ」と思って、以前より、さらに固く心を閉ざしました。

ここで、問題となった「感情のコントロール」を改善するために、ご一緒に修復を目指しました。

感情をコントロールするために、K子さんのしたことはいっぱいあります。

大きく言うと、

①詮索しない

カバンチェックが当たり前だったのを、止めました。止めたことで、浮気の証拠を見なくてすみます。

②負の感情を吐き出す

「も~!!」となりそうになったら、その都度、一人で吐き出すようにしました。方法も、K子さんに合ったやり方を見つけていきました。

③自分のご機嫌取りをする

「頑張りすぎない」を意識しました。お昼寝してもいいし、お出かけしてもいい。好きなことをたくさんしました。

④自分を褒める

「頑張ってるね」「できてるよ」などと、自分に声がけをしました。そうすることで、できない自分ばかり見なくなります。

⑤深い部分を見る

旦那さんの表面ばかり見て、いちいち「カチン!」とならないように、「何を伝えているのだろう?」を考えるようにしました。

といったようなことです。

「怪しい!」と思った時、モヤモヤした時などに、ネガティブな感情を上手に受け止めていきました。

最初はかなり苦戦していましたが、意識することで段々と上手になっていきました。

するとどうでしょう。いい変化をどんどん手にされたのです。

修復前は、心を固く閉ざした旦那さんは、仕事のことや趣味のことも、一切話しませんでした。家には、ほとんど帰ってきません。

このような状況ですから、ボディタッチなんて、超がつくほど難しいです。

旦那さんの態度から「キミとは関わりたくない」と言わんばかりです。

そのような旦那さんが、卒業する頃には、仕事のことも趣味のことも話してくれるようになりました。

家にも帰ってきます。しかも、仕事で大切なお客様を招待したのです。これは、K子さんを「妻」として、認めている証拠です。

子供のことも一緒に考えてくれます。おでかけにも誘ってくれます。

今では、こどもと一緒に、「いってらっしゃい」のキスができるまでになったのです。

家族みんなで、賑やかに楽しく過ごしたい旦那さんでしたから、K子さんも楽しく過ごすことで、心の距離は、縮まりました。

ここまで修復できたら、もう大丈夫。K子さんは、より多くの愛情を手にされることでしょう。

卒業おめでとうございます。

もう、夫の浮気相談室に戻ってこないようにね。

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感情のコントロールは、修復中に、一番といってもいいくらい難しいものです。

多くの方が、できなくて悩んでいるはずです。

でも、この感情のコントロールが上手くいくと、修復はあなたが思う以上に進むもの。K子さんも、まさにそうでした。

卒業時には「ここまで修復できるとは、思ってもいませんでした」と、自分でも驚いていたそうです。

日々の生活だけでも、女性は大変です。イライラを旦那さんにぶつけてしまうことも、あるかもしれません。あなたの大変な気持ちを知って欲しいですものね。

おまけに今は修復中です。悲しい気持ちも分かってもらいたいです。

そうだとしても、あなたが感じたままの感情を、旦那さんにぶつけてはいけませんよ。

ぶつけたあなたも、ぶつけられた旦那さんも、残念な気持ちでいっばいになりますからね。

順調に修復を進めたかったら、何をしたら、感情をコントロールできるのかを、見つけていってくださいね。

感情のコントロールが身についた頃には、旦那さんの愛情を取り戻せていますよ。


旦那さまの愛をひとりじめを応援していますよ。