こんにちは。

 

ヒューストンへのドライブの折りに、ヒューストン宇宙センター(Space Center Houston)に寄ってきました。

 
ダラスからヒューストンまでの道中のお話はこちら。

 

 

 

 

 

朝10時の開館の10分前に着きましたが、すでに100人くらいの行列になっていました。

 

 

  アクセス

 

ヒューストンのダウンタウンから南東に車で30分ほど行ったところにあります。

 

 

飛行機で行く場合、もし可能ならばヒューストンのもう一つの空港、ホビー空港が近くにあるので、こちらを使うと近くて便利です。

 

駐車場が宇宙センター敷地内にあり、駐車料金は1日10ドルです。

オンラインでチケットを買う時に、一緒に買うことができます。

 

チケットや開館時間は公式ページをご参照ください。

 

 

今回は、事前に公式サイトからオンラインでチケットを購入していたので、スムーズに入ることができました。

 

チケットは、General Admission Ticketsを購入しています。

このチケットで、館内の見学とトラムツアー(宇宙飛行士の訓練施設とサターンロケットの見学)への参加ができます。

 

 

  見学

 

この施設の見学ができるエリアは、ざっくり分けると下記になります。

  • ヒューストン宇宙センターの屋内展示
  • ヒューストン宇宙センターの屋外展示(スペースシャトル輸送機)
  • ジョンソン宇宙センターにある宇宙飛行士の訓練施設(トラムツアー)
  • ジョンソン宇宙センターにあるサターンロケット格納庫(トラムツアー)

ジョンソン宇宙センターはヒューストン宇宙センターと隣接しており、宇宙飛行士の訓練と研究、及び管制業務が行われています。

 

 

 ヒューストン宇宙センターの屋内展示

広い館内には、これまでのNASAの宇宙開発の歴史が展示されています。

 

 

輝かしい功績だけでなく、コロンビア号空中分解事故のように犠牲者の出た失敗の歴史も展示されており、宇宙開発の歴史について幅広く学ぶことができます。

 

 

 ヒューストン宇宙センターの屋外展示(スペースシャトル輸送機)

私の一番のお目当てはこちら。

 

 

地球に帰ってきたスペースシャトルを、着陸地から打ち上げ地であるケネディ宇宙センターまで輸送するための飛行機です。

アメリカン航空向けに製造された747-100型機を、スペースシャトル輸送用に改造したものです。

改造の主なポイントとしては、操舵の安定のための尾翼部分の改造、シャトルを乗せるための機体構造の強化、機体軽量化のため客室の内装の取り外しが挙げられます。

 

作業者の輸送のためにファーストクラスの座席だけ残したそうですが、機体軽量化のために機内の断熱材も取ってしまったので、機内が凍えるほど寒くなったという紹介がありました笑

 

 

輸送機とスペースシャトルの両方とも、機内の見学が可能です。

 

 

スペースシャトルはレプリカだそうですが、それなりにしっかり作り込まれています。

 

 

一度でいいので、このような飛んでいる姿を見てみたかったなと思います。

 

 

 トラムツアー

 

トラムツアーは、スマホアプリから申し込みます。

事前にアプリをダウンロードしておくことをおすすめします。

ヒューストン宇宙センターに着いてからアプリを起動すると、トラムツアーの予約画面が現れるので、ポチると案内時間が表示される仕組みでした。

 

トラムがまず向かったのは、宇宙飛行士の訓練施設。

 

 

訓練施設というより、研究所みたいな印象を受けました。

宇宙飛行士は、飛行機で言うとパイロット+整備士+研究員くらいの仕事をこなし、それを無重力空間で行うので、これだけ大規模な訓練施設が必要なのも納得でした。

 

次に向かったのは、サターンロケットが展示されている建屋。

アポロ18号から20号までで使用されるはずだった本物のロケットです。

 

 

そのサイズに圧倒されます。

全長は110mだそうです。

宇宙飛行士3名を宇宙に送るために、巨大な3段のロケットを1960年代に製造していたというのが驚きです。

 

 

  まとめ

 

ヒューストン宇宙センターのご紹介でした。

正直宇宙にはさほど興味のない私でさえ、じっくり見てしまう面白さがありました。

今回は、ランチ込みで4時間強の見学でしたが、それでも全然足りないくらいのボリューム感でした。

今度は、日本から家族が来た時に、観光がてらじっくり見に行こうと思います。