手を合わせて見つめるだけで
愛しあえる話もできる
口付けするより甘く
ささやき聞くより強く
私の心を揺さぶるあなた
もの言わずに思っただけで
すぐあなたに分かってしまう
飲みたくなったらお酒
眠たくなったらベッド
次から次へと差し出すあなた
信じられないことばかりあるの
もしかしたらもしかしたら
そうなのかしら
それでもいいわ
近頃すこし
地球の男に飽きたところよ
作詞阿久悠「UFO」より
高度経済成長期に流行ったピンクレディーの曲である。
歌詞よりは踊りの方ばかり注目される歌なので、あまり深く考えたコトはなかったのだが、改めて読み直してみると面白い。(笑)
少しお高く止まった若い女性が、
女心の機微が分かる、口が上手くて小回りも効く男性に巡り合ってしまって心奪われていく。
そんな女性の気持ちを宇宙人の比喩で表現したのだろう。
男の目から見ると騙されてる感もあるが。(笑)
しかしこの歌詞、そのまんま受け取ったら、これはちょっと妄想性のアレではないのだろうか?(・_・;
一億人もいる日本人の中には、実際にこんなコトを真面目に考えてしまうヒトもいるような気がするのだ。
スターチャイルド?とかシリウス星人?とか言ってるヒトたちなんかはそうなのではないだろうか。(笑)
こういう風に考えると、同じ言葉を聞いて同じ文章を読んでいても、受け取り方や解釈の仕方って、人によって違うのだなぁとか思うのだ。
少し前に、どっかの爺さんが若い女性を複数抱え込んで性的な儀式どうちゃらの信じられないカルト詐欺のニュースが流れていた。
やっぱり騙されてしまうヒトもいるのだ。
それを人それぞれの思想信条とか、人それぞれの世界観とか、人それぞれの幸せで丸め込んでしまっていいものなのだろうか。
大きなお世話と言われたら、そのとおりなのだが。(-。-;