ヒガンバナが満開である。(^ω^)

ヒガンバナは球根植物なので、毎年同じ場所で咲く。

夏頃までは影も形もないのだが、いつの間にかニョキっと伸びてきて、真っ赤な花を咲かせるのだ。

真っ赤なだけでなくて、たまにこんな白いのもある。


ヒガンバナの球根には、アルカロイド系の毒が含まれている。

丁寧に毒抜きしたら、百合根のように食べられるらしいが、あまり美味しくないようだ。


田んぼの畦道に咲き誇っているのをよく見かけるが、アレは元々モグラ避けとして導入されたらしい。

モグラは田んぼの畦に穴を空けるので、水が抜けてしまうのだ。

毒のある球根をモグラが嫌がるコトを狙っているのだが、実際にはあまり効果がないとも聞く。

モグラは、イヤなモノがあったらそこを迂回して別のトンネルを掘るだけなので、この手の忌避資材はあんまり意味がないそうだ。(-。-;


ヒガンバナが綺麗に咲く時期は、毎年9月の一時だけなのだが、この時期はちょうどハウス促成イチゴの植え付け時期でもある。

イチゴは低温で花芽ができる植物であり、この時期は花芽の形成具合を確認しながら植え付け日を決める。ヒガンバナの開花はその丁度良い目安になるらしい。


いよいよ秋の気配がきた!(^O^)