1番 トーマス

  2番 エドワード

  3番 ヘンリー

  4番 ゴードン

  5番 ジェームス

  6番 パーシー

  7番 トビー


ソドー島の愉快な機関車たちである。(笑)

子供が大きくなっても、未だに7番までは覚えているのだ。

8番のダックさん、ごめんなさい。思い出せませんでした。m(_ _)m



さて、この機関車トーマスの有名なテーマソングには誰もが知っている謎がある。


 たくさん並んだ 蒸気機関車

 どれもパワフル とてもカラフル

 それぞれ違った 力合わせて

 みんな頑張れ  機関車たち


 トーマス!  いつでも元気

 ジェームス! おしゃれで愉快

 パーシー!  頼りになるね

 ゴードン!  とっても強い

 エミリー!  しっかりやさん

 ヘンリー!  力があるよ

 エドワード! 優しいこころ

 (トビー!) 四角いな〜か〜ま〜


  「きかんしゃトーマスのテーマ2」より



要は、登場する機関車キャラを順番に紹介する楽しい歌なのだが、

これを子供たちと一緒に聴いていると、ふと気付く不審な点がある。


どのキャラも、「元気」だの「オシャレ」だの「強い」だのと、その美点が順に誉めそやされていく。

しかし、最後のトビーだけはなぜか、褒め言葉ではなく「四角い仲間」なのだ。(笑)

しかも( )カッコ書きに示したように、歌の中では「トビー!」という掛け声に「四角いな〜か〜ま〜」のコメントがモロ被りしており、名前を聞かせるコトすら拒否されているかのようである。(;ω;)

このあまりにも冷酷な扱いに、戦慄してしまった保護者も多いのではないだろうか?(・_・;


なぜにトビーだけ!?

ソドー島のジャイアンと評されるゴードンすら、「とっても強い」と美点を拾って貰っているというのに。

トビーさんが一体、何をやらかしたというのか?



よくよく考えてみよう。

小学校の卒業式の日。

式が終わった後、教室の中で担任の先生が、子どもたち一人一人にお別れをしていく。


「太郎くん。君はサッカーを頑張ったね。

「花子ちゃん。君はよく勉強したね。

「健治君。君はいつも掃除を一所懸命にしていたね。」

「美和ちゃん。君はいつも優しかったね。」


等々、一人ずつ褒めていくのだが、

なぜか最後のott君だけは名前も呼ばれずに、「ハイハイ、君は目と耳が2つで鼻と口が1つだったね。」などと、分かりきった形態描写だけで軽く流されてしまったとしたら、コレはもう、深刻な社会問題に発展するのではないか?(;ω;)



こんな疑問を持ったのは、もちろん我が家だけではない。

ネット検索してみると、やはり皆さん同じような疑問をお持ちのようで、納得できる回答もしっかり見つかった。


この歌の原語版では、「四角い」はsquareと歌われている。

英語のsquareは単に「四角い」という意味だけではなく、「公平な」「正直な」というニュアンスもあるというコトらしい。


なるほど、それなら納得だ。

しかし、それだけでは納得いかないのがワタシである。(笑)

この回答は、所詮は英語に詳しい日本人の推測であろう。

トーマスの原産地にお住まいのネイティブ達はどう感じているのか?

このsquareは本当に褒め言葉であり、それを日本人が意訳できなかっただけなのか?



そこで、このタイトルである。

Why square for Toby?

というキーワードで検索してみた。


出てきたのは何だかよく分からない、どこかの何たらスクエアにいるトビーさんの記事とかばかりだったのだが、(笑)

一つだけ、Q&Aサイトと思しき所に面白い投稿が載っていた。


「トビーはsquare(四角)ではなく、cuboid(直方体)ではないのか!?」


そこか!(笑)

ネイティブが気になるポイントは、そこだったのか。(笑)


というコトで、結局何も前進しなかったのだが、何となく面白かった土曜日の夕暮れ時であった。(笑)