池袋西武「骨董マーケット」新着プレビュー * ボヘミアンラプソディーのご縁 | 日々の泡々 by Sugar & Son

池袋西武「骨董マーケット」新着プレビュー * ボヘミアンラプソディーのご縁

こんにちは

 

 

ご覧いただきありがとうございます

ロンドンから日本に到着して数日たちましたが、いまだに時差ボケの昼夜逆転生活をおくっております。。

 

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写真は父自慢のピンクのハイビスカス🌺  

滞在中の実家は、極度の寒がりの父のお陰でとても暖かく、ハイビスカスまで狂い咲くほど。。

 

***

さて、出店のご案内です。

 

今週土曜日、2月16日(土)から、22日(金)まで

西武池袋本店の「暮らしの中の骨董マーケット」に出店します

 

場所;西武池袋本店(池袋駅東口上)

   7階催事場

 

営業時間;10時〜21時

※ただし17日の日曜日は全館棚卸のため19時閉店、

最終日はこのイベントのみ17時閉場となります。ご注意ください

 

和骨董、西洋アンティーク、アジア雑貨、電車グッズなどのお店が50店以上あつまります

わたしは池袋西武のこのイベントは1年ぶりの出店となります

 

きまぐれで色々と値段をお下げする恒例の「きまぐれセール」も予定していますので

お越しいただけたら嬉しいです

 

 

**スニークプレビュー**

 

では、今回持ってきた新着のヴィンテージドレスなど、一部ご紹介しますね

また、過去1週間ほどの記事でも少しづつご紹介しているのでよろしければ併せてご覧ください。

 

🔸今まさに、そしてこれから春まで着られるコートいろいろ

 

袖口にデイジーのお花の刺繍がはいった春のコート 

1950年代のイギリスもの

 

 

 

🔸70年代のリバティの生地をつかったORIGINというブランドのドレスや

JEAGER (イエガー)のスカート

 

 

 

 

🔸ウェールズの伝統的毛織物、暖かく上部で素朴ながらが魅力ウェルシュ・タペストリーのコート、

 


 

 

🔸リバティのようなウール生地のペイズリーのキルティングショートジャケットは70年代後期から80年代初頭頃のALEXONのもの。少し暖かくなったらコート脱ぎ捨ててこういうのもいいですね。

 

🔸60’sのフェイクファーのチロリアン?コサック風(?)コート。チロリアンテープがポイント。

フェイクなので軽くて暖か🌞

 

 

 

これはとても珍しい、

🔸1980年代のイギリスのブランド「JIGSAW (ジグソー)」の

クレイジーパッチワークストライプのコットンベルベットのマキシコート

 

 

JIGSAWは今でもあるイギリスのブランドですが、いまは割と普通のブランドです

が、ジグソーのの80年代はブランド創成期で、ディテールの凝った印象的な服作りをしていました

こういう中堅ブランドのヴィンテージはなかなか出回らないので希少なうえ、そこまで古くないので

現代のお洋服と同じ感覚でどんどん着られるのが魅力です

 

先週にも一度ご紹介しましたが、

 

🔸70年代ロンドンの人気ブランド、バスストップ(LEE BENDER  at BUS STOP)

のトリコ編み(アクリルのジャージー)の2ピース

 

 

共布のベルト付きでこれを着るだけで 70’s のロンドンガールになれますね

無駄のないシルエットできれいです。

 

 

🔸60-70年代らしいジャージ素材や、ナイロン、ポリエステルのドレスいろいろ

今のドレスにない手触りや発色など楽しんでいただけます

 

 

 

 

🔸70'sロンドンのデザイナーブランドANGELA GOREのエスニックカフタンドレス

 

 

🔸1920−30年代頃のウズベキスタンの刺繍入りコットンジャケット 赤が本来のおもて面ですが

裏返すとパッチワークと刺子が美しい味あるジャケットに。リバーシブルで楽しめます!

わたしはこのタイプのウズベクのコットンジャケットは裏返しの方を好んで着る方が多いです

 

 

🔸そしてノベルティプリント(変わり種の柄もの)いろいろ

 

🍄キノコ柄のドレス🍄 2連発 ともに1970年代アメリカのもの。

キノコ柄をみると素通りできないわたしです。

 

白の爽やかなキノコ🍄&花鳥風月柄(Bird of Paradise)のジャージー素材

 

 

そしてダーク&ファンキーなキノコ🍄 こちらも伸縮性あるジャージー素材

 

🔸60’sのフクロウのドレス、そしてトロピカルなトラは

Diane Freis(ダイアン・フレ)というブランドの80'sのドレス

 

🔸仁王立ちする人(?)モチーフのノースリーブニットチュニック、

 シカのプリントのコーデュロイドレス

 

 

🔸バタフライウィング(蝶々の羽)を使った雑貨やアクセサリー

これをロケットにしたり、ロココ風の雑貨の背景に貼り付けたりが

流行した時代がありました

 

🔸雑貨いろいろ

マン島というイギリスの島にしか生息しない天然記念物ネコ「マンクスキャット」モチーフの

お皿がソーサーになったカップ。お手軽なティータイムに。

 

 

 

🔸帽子もいろいろ

ふわふわのムートンや、

チェックの帽子はヴィンテージのアクアスキュータム。被るとかっちりしてて可愛いです。

 

🔸ブラウスなど

 

 

🔸ニットや付け襟など、いろいろ

現代のニットには見られない手仕事やディテールを感じていただけます

タイプの全く違う50年代らしいリボンニットもあります

 

 写真左上のエキゾチックなトップスは、90年代初頭、VOYAGEなどど同じ時期にちょっとカルト的な人気のあったSAVE THE QUEENというブランドのメッシュ素材一部シースルーのトップです

 

スタッフォードシャードッグ(暖炉や窓辺についで置く狛犬的な犬の置物)、今は名窯ロイヤルドルトンの置物

 

 

英国領マン島の天然記念物にしてラッキーキャット、「マンクスキャット」のカップ&ケーキ皿

 

。。。。

 

ほかにも写真映えしないので載せていないものや

ご紹介しきれないものがいろいろ

ぜひ池袋西武にみにいらしてください

「シュガー&ソン」の屋号でやっています

 

お待ちしております

 

尚、次回の帰国出店は夏以降を予定しています

 

 

***

以下雑談で話は全く変わりますが、

 

以前このブログで、わたしがイギリスで販売している

ヴィンテージの着物を「ボヘミアン・ラプソディ」の映画で使ってもらったというお話にふれましたが

このことで、ここ最近は日本のたくさんの方からメッセージをいただいております

10回、15回も見たというツワモノな方もいらっしゃって驚愕。。

 

この映画の着物がきっかけで今回の池袋西武の骨董マーケットに行って見ます、おっしゃってくださる方も。

色々とつながってないようで繋がっているんだなあ、

と本当にありがたく思います。

 

写真はこの記事からお借りしています

 

頂くのはみな熱いメッセージで、着物もよかったよ、と言っていただけてとても励みになりました

ありがとうございます。 

 

着物の仕事は普段欧州のお客さんメインで日本の人に見ていただく機会ってほぼないので。。😭

親にもやっとロンドンで何をしているか理解してもらえた気がします。。

 

わたしが直接関わったのはコスチュームデザイナーのジュリアン・デイさんですから、

いろいろな衣裳賞にノミネートされたのはとても嬉しかったです。

 

わたしも、数日前に日本に向かう飛行機の中で再び映画を見ることができました。

前回ロンドンの映画館で見たときは、「どの着物が使われたのかな??」

と目を皿のようにチェックしていたので

細かいストーリーを追っていませんで、今回ゆったり見られて満足^^

70’sのBIBAブティックを始め、70年代、80'sファッションの再現も見ていてワクワクしました。

 

今回、わたしのツボは、ベースのジョン・ディーコンのゆるい80'sファッションでした!

 

 

ライブエイドの大舞台ウェンブリーでこのシャツ着るところが、

愛される所以ですね。

写真はJALの機内誌より。

 

 

このコスチュームデザイナーさんのお仕事ぶりを見る限り、映画の衣裳というのはものすごいお仕事ですね。

一つの映画のために、ヴィンテージの服をあつめたり、昔の資料からステージ衣裳を再現したり、気の遠くなるような膨大な数の衣裳をそろえるようです。もちろん映画に映るのはほんの一握り。。

 

フレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックさんが映画で着た着物を気に入って

撮影の後もキープしていると、コスチュームデザイナーさんに聞きました。 よかった。

 

わたしはヴィンテージ着物に関して、

前の持ち主がわかっている場合は、その着物がどのように使われたか

どんな人の手に渡ったかをできる限りお伝えするのですが

残念ながらこの着物は前の持ち主さんがわからないのです。。残念。

でもその方は映画をみたらわかるかな。ご存命だといいな。

 

ちなみに、数年前のシャーロックホームズの晩年を描いた映画「Mr.ホームズ」で、

うちのJちゃん(夫)のおばあちゃんの風呂敷がつかわれています^^

 

 

 

 

 

 

映画の冒頭でホームズ役のイアン・マッケランが、

機関車から降りるときに大事そうに抱えている風呂敷包がそれです。戦後の神戸で、真田広之扮する日本の紳士からうけとる「不死の薬」の箱を包んでいます

 

これは、ミュージックヴィデオを作っている常連のお客さんのつてで、

「映画の撮影で、昭和20年頃の神戸で使っていたような使い古した風呂敷を探している」といわれ、

「え。。。?」というリクエストだったのでしたが、

売り物でなく、マーケットでわたしが使っていた風呂敷を「こんなんでしょうか〜?」と出したら

ずばりそれが使われたのでした

 

義母もびっくり!でも自分のお母さんの思い出の品がこのように残るのはうれしいことのようでした

 

本当に、なにが求められるか、わからない時代ですね

 

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脱線が長くなってしまいました。すみません。。。

 

 

池袋西武で多くの方にお越しいただけたら嬉しいです!

 

おまちしておりますー

 

ごきげんよう

 

Son x