作業療法アプローチ研究会「Team,re;Quest」のブログ -37ページ目


みなさん、こんばんはー(^o^)
Team.re:Questの事務局 後藤です。 今月は私がTeam.re:Questのメルマガを担当します。

3月になりましたがまだまだ寒い日が続きますね。ついに、来月には消費税が8%にあがりますが、増税前のお買い物は済みましたか?

僕はなんと、まだ独身ですが、マイホームを購入してしまいましたヽ(*´∀`)ノ(一応、結婚の予定はありますよ笑!!)

まぁそれはさておき、みなさんは脳機能障害の対象者への治療をどのように展開していますか?


脳の機能といわれると漠然としていますし、症状も多種多様でそこに対象者の個人因子や環境因子が加わるとさらに捉えにくいものとなりますよね。

私自身は次の4つの視点を常に意識しています。

1つめは脳の機能解剖

2つめは脳の病態生理

3つめは脳の画像所見

4つめは脳の神経心理症状 

ある先生が脳機能障害を捉える過程を目的地への旅として表現していました。

機能解剖は脳の地図です。車で旅をする時、目的地を地図で確認するのと同じです。例えば、「大阪府に通天閣がある」⇒「左側頭葉上側頭回後ろ3分の1に出血がある」などです。



病態生理は目的地を地図で確認したらそこがどのような状況かです。例えば、「大阪は今は雨が降っているのか、晴れているのか」などです。「そこでなにが起きているか」が重要です。(ビリケンさん祭りがやってる!などなどそんな祭りあるか知りませんが...)


画像所見はその場所がどのような状況かを確認するためのツールだと思ってください。例えば、天気やお祭りの混み具合や内容など、今現在の状況を調べるときにネットやテレビで情報収集しますよね。
また、あらかじめ調べることでより具体的なイメージが浮かびますよね。(ビリケンさん祭りは人気がないのかとか。笑)

目的地を地図で確認し、その場所の状況がわかったとしてさらに、目的地の特徴などがわかれば、出発前に準備をすることができますよね。そうすることでより、効率的に予定が組めたりもします。

上記を臨床に置き換えて整理するとまずは、脳の地図(機能解剖)を頭に入れる。対象者の診断名をあたまに入れつつ、画像を確認する。(この方は右視床を中心に限局した出血を認める。)
→この時にすでに対象者と関わりがあれば観察できる症状とリンクしてみる。まだであれば、視床の役割などから・・・まだ発症間もないから意識障害の影響が残っていてぼーっとしているな。いまは細かい動作の練習よりもまずは動いたり、刺激を入れてあげるのが優先だな。注意や感覚障害の問題もあるから麻痺側のポジショニングや管理も早めに行ったほうがいいな。この方は既往に認知症はないけど、視床が病巣であれば・・・などなど(´・ω・`)。
常に対象者の頭の中で起こっていることを想像しながら声かけや環境設定、治療を行う。


上記の視点は学生の頃から勉強している当たり前のことですが、しっかり意識して介入することでプログラムはもちろんですが、声かけや誘導、環境設定など細かく考えていけるようになると思います。脳機能障害への介入は仮説的な要素が強く なりますが、道筋だった介入を続けることでみなさんの中に少しずつエビデンスが積み立てられ様々なケースに対応できるようになっていくと思います。

対象者に合わせた考え方や関わり方はセラピストの大事な技量の一つですよ!!

最良の選択はできていますか?



少しでも皆様の臨床の振り返りに役立てられたらと思います。

長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は対象者の生活に焦点を当てたお話をできたらと思います。


ご意見・ご質問はこちらのメールアドレスまで宜しくお願い致します!
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後藤良太 
icandoit_1@yahoo.co.jp

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OTアプローチ研究会「Team.re:Quest」

発行者:「Team.re:Quest」 
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