作業療法アプローチ研究会「Team,re;Quest」のブログ -36ページ目

Team.re:Questの事務局 後藤です。 今月は私がTeam.re:Questのメルマガを担当します。



みなさん、こんばんは。やぶ遅くに失礼いたします。

まだまだ寒い日が続きますね(´ω`)


昨日、本日とセミナーに参加されたみなさまお疲れ様でした。永原のお話はいかがでしたか?

なかなか本場で修行を積んだ話が聞ける機会はないので貴重な経験になったのではないでしょうか?

理論だけにとらわれず、しっかり臨床に落とし込んで考えられているところがすごいなと私自身感じました。


先週は「脳機能障害の治療展開」について、それぞれの症状や機能に対してある程度予測して関わりを持っていくことで

自分自身の中でエビデンスを積み上げていくことの重要性をお話させていただきました。



以前、代表の不定期コラムのリハ職種のエビデンスの出し方にて「ルーティング・流れ」が重要であるという話がありました。
働いているなかでも自分の行っている治療に道筋をたてたり、対象者に説明をしていく際などにとても重要だと思います。

 今回は前回の代表の話と違う視点でOTのエビデンスについてお話させていただきます。


Well Elderly StudyⅡ (健常高齢者研究)

みなさん、この論文聞いたことありますか??



先日、OS(作業科学)セミナーに参加させていただいた際に耳にした論文のご紹介です。



Well Elderly StudyⅡ (健常高齢者研究)
(うぇるえるだりーすたでぃー?)と読むそうですが…。
南カリフォルニア大学(USC)にて,行われたRCTを用いた研究。


私のつたない要約と理解の範囲でのご紹介なのであくまで参考までにm(_ _)m



この研究の目的は平均年齢75歳の独居高齢者460名に対して予防的な作業療法の

介入効果と費用効果がどうであるかを検証するものです。



ロサンゼルスの様々な21地域の460名をランダムに①OTによるライフスタイルに

焦点をあてた介入群、②なにも介入をしない群の2群に分け、6ヶ月間実施した。



結果は...



その結果、OT介入群が生活満足度、SF36健康感QOL(身体の痛みや意欲など)、

うつ症状などの項目において良好な結果が得られた。また、費用対効果においても

良好であったとの結果でした。認知機能については変化を認めなかったとのことでした。


ちなみに...



以前のⅠの研究では①OT介入群、②非専門家によるレクなどの集団活動群、

③無介入群で行われており、OT介入群のみ治療・費用対効果で良好な数値が得られていました。

※ライフスタイルに焦点を当てたというのはここではその地域に根ざした活動(そこでの流行りや習慣となっているもの)などを指します。


上記の結果から・・・

専門家であるOTによる、その人や地域に焦点をあてた介入が一定の効果をもたらす可能性があるといえます。

単にレクを行えばいいというわけではなくてOTが介入するというところが重要ですね。

ただし、ただOTが介入すれば治療結果が得られるのかというとそういうわけではないと思います。

次回はその辺の話をしていきたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。


下記セミナーも引き続き申し込みを受け付けております。

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後藤良太 icandoit_1@yahoo.co.jp


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OTアプローチ研究会「Team.re:Quest」
発行者:「Team.re:Quest」 http://otrequest.jimdo.com/