Team.re:Questの事務局 後藤です。 今月は私がTeam.re:Questのメルマガを担当します。
前回は論文のご紹介からOTが習慣やその地域の文化、そこに住む人々に目を向け介入することで一定の効果が得られる可能性があるというお話をさせていただきました。
じゃあ、そもそもそれらをみるためにはどうしていったらいいのか?今日、次回の2度に分け、理論のお話を少しさせていただきます。
セミナー終了後のアンケートを見ていても人間作業モデルを勉強したい、興味があると書かれていた先生が非常に多く、いい意味で正直驚いていますヽ(*´∀`)ノ
僕自身は就職して、しばらく機能訓練や毎回同じようなADL訓練をひたすら繰り返していました。(機能訓練が悪いと言っているわけではないですよ!!)
当時から僕の働いている職場では非常勤で大学の先生が来てくださっており、ペア診で付いて下さるわけですが・・・
当然怒られました。「何のためにそんなことやってるの」「その人が今なぜ今のような状態になってるの?」「この方は今後の人生どうやって生きていくの」
あなたがしているのはPTさんの真似事。全然見れていない!!
全て図星で何も言えず・・・それから、クライアントの生活をイメージしたり、目の前のクライエントになぜそのような現象が起きているのか?少しでも把握できるようになりたいと
思い、この人間作業モデルも勉強しました。
ただ、この人間作業モデル(以下MOHO)は勉強会でも文献でも何度読んでもとても理解するのが難しいです。また、これを人に説明するのはもっと難しいです。
なので、以下は私なりの解釈も入るので原文や解釈が少し違うことがあるかもしれないのでご了承ください。
人間作業モデルはGary Kielhofnerらによって発表された社会、心理学的な側面に焦点が置かれた、作業療法理論です。
人は生活を営んでいく中で無意識にでも自分自身で作業を選択しています。
その人がなぜその作業を選択し、生活の中で続けて生活していくのか?を捉えていくために重要な理論だと思います。
人間作業モデルの大きなポイントは
① 意志のサブシステム
② 習慣化サブシステム
③ 遂行のサブシステム
の3つが、環境の影響でダイナミックに変化すると言う点です。またこれらは、相互作用的にリンクしています。

どれかひとつだけが強く影響していることはなく、相互的にというのがポイントですね。少し難しいですが。
ここで一つ例として我が家では飼っている猫の世話を僕がすることになっています。
1.意志(やりたいから、やる意味を感じるから)→猫の世話
2.習慣化(いつもやってるから、役割だから) →猫の世話
3.遂行(できるから、体力を使うことはないから)→猫の世話
4.環境(やらざるをえないから) →猫の世話
この中で例えば、やりたいという意志が欠けると当然、毎日やるという習慣や遂行にも影響が出てきてしまいます。
このように相互的な作用があり、人の作業は営まれています。
この4つはさらに①意志・・・1)能力の自己認識、2)興味、3)関心 ②習慣化・・・4)習慣、5)役割 ③遂行技能・・・6)運動技能、7)コミュニケーションと交流技能、8)処理技能、④環境・・・9)物理的環境10)社会的環境
の10個にさらに分類されます。
ここまでは人がなぜ作業をするのかといういわば分析です。
次回は分析した結果を仮説→検証していく過程も含めてお話できたらと思います。
少しでも皆様の臨床の振り返りに役立てられたらと思います。
長文、最後までお読みいただきありがとうございました。
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後藤良太 icandoit_1@yahoo.co.jp
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発行者:「Team.re:Quest」 http://otrequest.jimdo.com/