Team re:Questの森です。今月は私がメルマガを担当します。よろしくお願いします。
まず簡単に自己紹介を。
地元の普通科高校から情報系の4年制大学を卒業し、1年半会社勤めをしましたが挫折。その後、OTを目指し現在は西三河の病院へ入職。回復期や外来でのリハビリを担当して今年で7年目を迎えました。
きっかけは、大学で就職活動を始めるにあたって、「自分ってどんな仕事がしたいのかな」と考えている時期に、バスケで右内果骨折をして自身がリハビリに通った経験からでした。その際、担当していただいたセラピストはなぜかOTでしたが。
現在、患者への治療も行いますが、後輩セラピストや実習生への指導といったところも担わなければならない立場になり、そこで感じることはコミュニケーションの大切さというところです。
患者やご家族の方はもちろん、セラピスト同士やコメディカルとのコミュニケーションが十分にはかれていることは重要なことだと感じています。回復期でも盛んにチームアプローチって叫ばれていますよね。
皆さんはラポール(rapport)って言葉を覚えていますでしょうか。
ラポールとは臨床心理学の用語で、セラピストとクライエントとの間の心的状態を表すものです。
もとは、オーストリアの精神科医フランツ・アントン・メスメルが「動物磁気」に感応したクライエントとの間に生じた関係を表現するために用いた語です。その後、セラピストとクライエントの間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す語として用いられるようになったものです。
自分自身、普段は積極的にコミュニケーションをはかる方ではないですが、仕事は別で積極的にコミュニケーションを図っていくように心がけています。
いくら知識や技術を持っていたとしても、関係性が構築できなければ良い治療を提供することは出来ないですよね。
私たちセラピストも患者に顔や名前を覚えてもらったら嬉しいですよね。クライエントにも同じことが言えると思います。こういった当たり前のことがラポールを築く第一歩かと思っています。
私たちの対象とする方の多くは高齢者やそのご家族で、私たちよりも年上。その方々より若い私たちをセラピストとして認識していただくためには、信頼関係を築くことが必要不可欠です。
「拒否があるから苦手」「意欲がないからリハビリできない」というのを耳にすることがありますが、私たちには最良の治療を提供する責任・義務があります。患者はセラピストを選ぶことは出来ませんし、その人の人生に関わっていくわけですから、覚悟を持って日々の治療を行えるよう努力しなければいけませんね。
こんなこと書きながら、また自分自身を見つめ直していかなきゃと感じています。