9月12日朝
倒れた伯母は
その日を
生き抜いた
伯母は元気な時に
倒れても
入院したくない
延命治療は要らない
誰にもしらぜず
あんたたちだけで
送ってほしい
と言っていた
いつも寝ているベッドで
横になり
点滴をしてみたが
顔や体にすぐにむくみが出て
先生が「やめておきましょう」と言われた
意識なし
ただ、寝ているだけ
息をして寝てるだけの伯母
義妹二人に付き添われ
血圧も低く
体温は高い
危篤状態のまま
頑張っている
9月13日
夫が付添交代
義妹二人は
伯母に最後になるかもしれないと挨拶をして
自宅に帰った
意識は戻ることはないといわれた
血圧は低い
熱は高い
しかし伯母はその日を生き抜いた
9月14日
上の義妹が付添交代
熱は少し下がった
義妹2人、夫、OTSURUの
四人のライングループを作る
どんな情報も共有しよう
変わったことがあったら
すぐ連絡しあおう
意識なし
伯母は荒い息をしているが
頑張っている
9月15日
下の義妹が付添交代
熱は下がり
血圧正常
尿もしっかり出ている
・・が何時かわらない
介護の再認定のため
ケアマネージャーさんが来てくれる
12日に倒れてから毎日
ヘルパーさんは
午前10時頃と
午後6時頃
その間に
看護師さんが
午後1~3時ごろ
伯母の看護記録を
皆さんがノートに書いていかれて
連携を取ってくださる
毎日必ず来てくださる
付添人は
本当に見てるだけで
声をかけてるだけで
夜一緒に寝てるだけ
それでも
やっぱり
下の妹が
遺影の写真の相談を始めた
OTSURUが
パソコンに保存してるのでいこうと
決めて
データをすぐに持ち出せるようにした
伯母は無呼吸の回数が増えてきたが
穏やかな呼吸をしている
9月16日
上の義妹が付き添い交代
往復するだけでも疲れるという
そりゃあ疲れる
すぐ横に
何時息が切れるかわからない伯母がいて
しっかり寝れるわけがない
いつもあちこち電話をしていた伯母から
最近電話がないと
知人からの心配の電話が
次々かかってくるようになり
見舞いを断り
その応対も
疲れを増幅させる
義妹から
「あの~
お医者さん1週間は持たない」って言ってたけど
意識不明の点滴無しでも1か月は生きたっていう人いるらしい」
と、”不安のLINE”
この頃から
十分見たよね
これ以上しんどそうなの見てられん
それに
こっちもしんどい
いつまで続くんやろ・・・
ため息が出るようになってきた