ブルガダ症候群であると告知されて
主治医の先生から受けた説明はこうである
心電図でブルガダ症候群の波形が
きっちり出たOTSURUさんですが
心電図だけではICDを入れることにはならない
これからいくつか検査を受けてもらい、その結果から
ICDにするかペースメーカーにするかを
医師が集まり、相談します。
検査は
①MRI
②加算平均心電図
通常の心電図では記録できない
とても小さな信号を記録する検査
③心臓電気生理検査(カテーテル検査)
細い電極を鼠径部から入れ、心臓内の心電図を記録しながら
心臓の一部を電気刺激し、その反応を観察するもの。
この検査で軽い刺激によって
簡単に心室細動が誘発されれば、
植込み型除細動器の治療が適応となる
④トレッドミル検査
運動をしながら行う心電図検査で
安静時にはわからない心電図の変化や
不整脈血圧の変化をみて、
運動中の心臓の状態を検査する
出来るだけ早く、検査の予約を入れて行います
OTSURUにとっては、
ICDを入れるか入れないかの選択ではなく
ペースメーカーにするか、ICDにするかの選択であったわけで
手術する覚悟は決まっているし、
どうせ入れるなら、限りなく安心できる方がいいに決まっている。
OTSURUに迷う余地は全くなかった。
しかし、「入れたい!」と言って、入れられるものではない
全ての検査を終了し
医師の皆さんの会議では、意見は割れたとのこと。
しかし、主治医の先生はICDを推されたようです。
結果、ICDを入れることとなったのであります。