不整脈の中の
洞不全症候群とは
心臓は電気刺激により拍動を続けます。
心臓の中の洞結節と呼ばれる組織が電気刺激を生み出します。
洞結節の機能低下により徐脈を来すことを
洞不全症候群と呼びます。
洞不全症候群の病型分類(Rubenstein分類)は以下のようになります。
I型: 原因不明の徐脈(心拍数50/分未満)
II型: 洞停止あるいは洞房ブロック
III型: 徐脈と頻脈を合併するもの
私の場合
不整脈の中の洞不全症候群でⅡ型の洞房ブロックです
動悸がしてドキドキした後、急に脈がゆっくりになって
徐脈になることがよくありました。
こういう時自分で脈をはかると一分間で約50回以下
脈拍は・・-・・・---・--・・・--・こんな感じ
一般に数秒以上心臓が停止するとふらつきが起こり、
10秒以上停止すると意識がなくなって倒れる
(アダム・ストークス発作)ことがあります。
私は、入院中の就寝時は脈が30台になり
かなり長い間の心停止あり
何度も看護師さんを心配させました。
脈が遅いために失神やふらつきなどの症状が出現した場合は、
ペースメーカーの植え込み手術が必要となります。
症状がなくても、4秒以上の心停止が見つかった場合は
ペースメーカーを植え込むことがあります。