43年待っていた友達 | OTSURUちゃんの四方山話  

OTSURUちゃんの四方山話  

「洞不全症候群」でペースメーカを入れるために入院したら
「ブルガダ症候群」であることが判明し
2013年にICD(埋め込み型除細動器)を入れました
ICDのペーシング機能と除細動機能に守られて
「普通」の生活を送っています 
     

高校卒業しすぐに地元を離れ

学生生活の後

就職

結婚

転勤族で各地を転々として

結局、そのまま地元に戻ることなく

今日に至り

 

故郷は遠きにありて想うもの

その間今日まで

あらゆる

同窓会

というものに

出席したことが一度もありませんでした

 

したくても出来なかった

 

2019年2月10日

中学校の同窓会が開かれ

とうとう 出席が叶いました

 

1週間前から

特急電車の

座席指定のチケットを買い

 

高速バスを使って

自宅から約4時間で

現地に到着

 

中学卒業から

なんと

43年ぶり

 

43年たてば

故郷の風景も

人の風貌も 変わります

 

もう

異世界でした

 

誰?誰?の連続・・

 

名前を聞いても わからない

 

名前も覚えていない人が多い

 

しかし

小学校も一緒だった人は

すごいもので

一目見てわからなくても

名前を聞けば 

昔の面影がすぐによみがえり

小一時間もすれば 

すっかり友達

 

中学からのメンバーも

2時間もすれば

すっかり友達

 

愛称で呼び合う

友達

 

そこからは

もう大騒ぎで

懐かしい昔話

現況報告

 

「私には友達って呼べる人が

いないんだよなあ」

と 最近常々思っていたことが

 

ここにきて 覆りました

 

お料理の味なんて

全く覚えていません

まあ食べなくてもいいくらいの覚悟で

行ってますから

 

二次会はカラオケ

 

一曲目に

松山千春

 

もう

それはそれは

外見がそっくりの

(現在のチ~サマに)

ムードメーカーが

しっかり歌い上げてくれました

それが 結構 上手いんだ

 

あの子歌上手かったんだね

 

なんて感心してると

次から次から

みんな 大熱唱

 

役者ばっかりです

 

羞恥心とか

遠慮とか

 

こういう場ではゼロやね

これが幼馴染だ!

 

OTSURUの順番

 

大盛り上がりで

盛り上がってるところで

少し場違い?な


中島みゆきの「時代」

を歌いました

 

故郷を離れて

故郷を思いながら

よく歌う歌なのです

 

あかん

途中から

胸がいっぱいになって

 

号泣

 

でした

 

周りの

みんなも

一緒に

泣いてくれました

 

泣いたら

すごく

さっぱりした気分になって

ほんとに楽しい時間を

過ごすことが出来ました

 

私には

故郷に

友達がたくさんいます