2013.01.05 備忘録:藤沢図書館から借りた本



松岡正剛、エバレット・ブラウン「日本力」、PARCO出版、2010.01p303



   異人さんにつれられて見る日本 松岡正剛



第一章 日本人が今、置かれた場所



第二章 日本のファッション、デザイン



第三章 日本の遊び



第四章 日本の職人



第五章 日本のセレンディピティ



第六章 日本の異人



第七章 日本の宗教



第八章 日本を見つける



  日本のつくり方 エバレット・ブラウン



松岡さんの本にはいつも教えられることが多い。この本もブラウンさんの博識と相まって大変に示唆する物が多い出来になっていると思う。しかし、それにしてもどうしてブラウンさんもそうだが、アレックス・カーンさんのように日本の古い文化、古層に迫ることが出来るんだろうか、一般の日本人はこれほどの知識を持ち合わせてないと感じる。カーンさんに至っては日本人が変質したと行って日本を見限ってタイに移り住んだくらいである。



考えてみるとマスコミも学者も日本の古典などで既に言われていることをわざわざ外人からの引用をするし、研究の参考文献も日本の文献は評価しない傾向がある。心すべきことである。



 



養老孟司「脳と自然と日本」白日社、2001.03p308



こどもと自然



ゆとりある生活の創造



現代社会と脳



自然と人間



からだと表現



健康とはなにか



ヒトを見る目



構造から見た建築と解剖



脳社会のゆくえ



現実とはなにか



情報化社会と脳



脳と自然と社会



あとがき



初出一覧



 



養老孟司、渡部昇一「日本人ならこう考えるー日本と世界の文明放談」、PHP研究所、2009.03p201



まえがき   養老孟司



第1章          
アメリカ未来はあるかー人種問題からドル、グーグルまで



アメリカに抜け落ちているもの/「別の国になりました」/日本はアメリカだったんじゃないか/融合の仕方は日本のほうが上手/融合か棲み分けか/日本から出たがらない日本人/日本は世界でいちばん民主的/アメリカは「なってはいけない」見本/アメリカの図体は何かということ/ドルがいつ紙くずになるか/金の価値は変わっていない/知恵出でて大偽あり/欲望には他律的なピューリタン/ドルは刷り過ぎた/人間はインターネットに適合するか/進歩史観からの揺り戻しが起きる/グーグルでは喰ってはいけない/アメリカの振り見て、我が振り直せ



第2章          
永田町の「バカの壁」―日本を壊す政治家たち



やっぱり日本は住みやすい/「バカ殿文化」が一番いい/日本政府は騙されている?/石油は日本に使わせろ/女性を怒らせることはタブー/本音と建て前がわからなくなった/政治家は簡単に謝るな/昔の日本は卑屈ではなかった/他国は互いに察し合うことができない/口に出さないと舐められる/今の政治家には理想がない/日本人の「型の喪失」/「道」を身につけなくなった日本人/本気で政策を考えていない/基準をモノに戻せ/真のエリートをつくるシステムとは/嘘をつくな、ごまかすな、タブーを減らせ



第3章          
「弱肉強食」はもう古いー進化論で読み解く現代社会



「おまえはサルの子孫だな」/細胞そのものはつくりだせない/人間の脳に進化は当てはまるか/人間はものを切って見てしまう/生物は「システム」と「情報」/「遺伝子が全部決める」のではない/ヒトはどうやって言語を獲得したか/進化論はもう古い/「網の目構造」をどう読み解くか



第4章          
日本に信教の自由をー靖国問題は一瞬で解決できる



宗教問題は問題にしてはいけない/戦前日本は加害者の立場を忘れている/首相に人権と自由を/国の始めから嘘をついている/太平洋戦争の敗因は物量/靖国を問題にしている場合ではない/「神様」の意味を知らない現代人/主義主張でこだわる人は迷惑/



第5章          
毛沢東主義に帰れ!―バランスを失い混迷する中国



ホームレスが真ん中の階層/毛沢東主義を恐れている/ルールを守らぬほうが得な社会/三峡ダムの大問題/科学も政治によってゆがめられる/日本こそ「毛沢東主義」の本家だ/金融に長けているのは都市文明/一番必要なのは「縦の民主主義」/文明が違うことを明確に



あとがき



初出一覧



 養老孟司さんの主張は一貫して自然と人工、すなわち都市化の対比である。日本では江戸時代以来都市化で一貫した考えで自然を消してきた。外国はもっと早くからだと言う話しである。名前を忘れたがある外国人の指摘によると日本の都市は過去とのつながりがない本当に無機質な感じがするということである。その外人は下町に行くとなんかホットすると言っていた。多分養老さんの指摘と重なるのだろうと思う。



 



藤原肇、藤井尚治(対談)「間脳幻想―人類の新時代を拓くキー・ワード」、東興書院、1988.11p321



まえがき  藤原肇



第一部      
生命現象と医学の狭間



宗教と魔術の落とし子医学/健康は中庸から/ストレス学説と浴場精神/直観は仮説から生まれる/分裂症と管理社会/ストレスとの上手なつき合い方/生命の多層構造とビールス/遺伝子の生体環境としての人間



第二部      
間脳機能と実存感覚



多層構造の世界/脳と教育制度のパラレリズム/大学と大脳/未熟児の時代とR複合体症候群/脳と地球のアナロジー/生命の中心視床下部と副腎/バイオリズムとホルモン/太陽脳と月脳/間脳機能と錬金術



第三部      
自然と文明を統一する原理



ハイゼンベルグを超えた世界/クスリ九層倍の魔術/ミネラルが支配する生命現象/宗教感情と生の原意識/黄金分割の秘伝/古代人の幾何学的才能と黄金分割の美学/秘密結社の源流/ルネッサンスと科学精神の懐胎/フィボナッチ数列と宇宙の秘密/フィボナッチ数列のダイナミズム



あとがき  藤井尚治



 この本も大変に良い本だとおもうが、どうそれを述べるかまだ、整理がついてない。むしろどう整理するべきかとその筋道を探している途中だというのが現状である。



 

日本力/松岡正剛
¥1,680
Amazon.co.jp