けぶ抜きが載る屋根~のめしこき散歩~ | のめしこき日記

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「朝日新聞のウソ」は当該記事を削除させ、教育現場の名誉を
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石造物に関しては宜しかったら別ブログをご覧ください。
「石造物を巡る https://nomeshikoki17.fc2.page/」

 群馬県の山間部でよくみられる屋根。

 2つ載っています。

 3つのも、

 長いのが一つのもあります。

 こちらは小さいのが1つ。

 コラボ。

 たくさん。

 

 群馬県HPでは高窓となっていますが、のめしこきの地区では「けむり抜き、けぶ抜き」と呼んでいます。2階は養蚕やこんにゃくイモの冬越しに使います。養蚕はいぶし飼いに、こんにゃくの越冬に囲炉裏で燃やした煙を2階に巡らせる必要があります。その調節に開閉式の煙抜きが必要だったのでしょう。

 これが長野県や山梨県に行くと微妙に形が違います

 また、大内宿で聞いたら、ウダツ(大内宿ではこう呼んでいました)は蚕やコンニャクとは関係なく、茅葺屋根をいぶして長持ちさせるためだそうです。

 

 見慣れた眺めなのですが、これがとても心安らぐのです。