金井沢碑~上野三碑~ | のめしこき日記

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 上野三碑の最後は金井沢碑。

  山上碑(やまのうえひ)の長利・黒売(佐野三家)の末裔の三家が建てた石碑。

 家族

  親:三家子□・他田君目頬

  子:加那

  孫:物部君午足・蹄・若蹄

 一族

  三家毛人

  知万呂

  礒部君身麻呂

 

 が先祖供養と先祖である長利の仏教の教えを守り、三家一族の繁栄を願っているのだそうです。

 加那さんと結婚している物部○○は妻の実家の祭りごとなので参加していません。それにしても加那さんは現在でも違和感のない名前です。他の人物の名前と比べて現代的すぎますが、当時のキラキラネームだったのでしょうか? 

 もっとも長利だってナガトシであれば現代的ですけど。

 

 上野三碑の中で、金井沢碑がもっとも人里離れたところにあります。

 山上碑の場合はまだ山の斜面を刈り払えば平地からも見られたかもしれませんが、金井沢碑は刈り払っても、人通りが全くない。

 

 何でこの場所に碑を建てたのでしょう?

 

 着いたのが遅く解説ボランティアも店じまいをしているところでしたが、のめしこきと一緒にこの石段を登ってくれ、しばし話を聞かせていただきました。

 解説ボランティアも「何でこの場所に」という理由を考えるのだけれど、全く分からないとのことでした。

 

 この近くは高崎炭田がかつてあって、富岡製糸場などへ亜炭を供給していましたが、まさか須恵器を焼くのに亜炭を使ったとは考えられないし。ネットで調べましたが、当然出てきませんでした。