長野県駒ケ根市大曽倉の個人墓地について調べてみました。
2009年(平成21年)の家墓。
その向かって斜め右前にある夫婦墓は、
1894年(明治27年)の夫婦墓です。奥様が先に亡くなられ、それが1894年です。
1985年(昭和60年)の家墓。
その後ろには
1958年(昭和33年)の夫婦墓がありました。
1975年(昭和50年)の家墓。
3基の家墓を調べましたが、1975年(昭和50年)、1985年(昭和60年)、2009年(平成21年)といずれも新しいものでした。少なくとも、昭和30年代までは夫婦墓中心だったようです。
この傾向は栃木県・栃木県のものとほとんど変りません。また、以下の点も同じです。
① ○○家之墓 と彫られている。
② 過去碑 がある。
③ 塔婆が立てられている。
でした。
ただ、
④ 屋号 が彫られている。
点が、違いと言えば違いでした。「宮之前」「新屋敷」「祖師垣外下」、格好良いですねぇ。駒ケ根市大曽倉は路線バスが廃止されるほどの場所ですから同姓が多いなどのために必要なのだろうと想像しました。
ただ、魚沼ではこの1基しか見ていませんが、竿石に入っているものがありました。
これに比べると、ずっと地味な入り方をしています。