母の話は強い! | のめしこき日記

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 先週の土曜日、障害があるお子さんを育てているお母さんに授業をしていただきました。

 特別支援学校に勤めていた時中学2年生時に担任したお子さんの母親です。このお母さんと話すたびに、豊かな話の内容と表現力に関心していました。

 11年前に転職が決まった時、まず最初に頭に浮かんだことは、「この母親の話を学生に聞いてもらいたい」ということでした。

 

 このお母さんは原稿もメモも見ずに90分話続けるのです。外部講師でも中身のない話の場合、はじめは礼儀正しくしていても後半は我慢できず眠る学生が出てくるのですが、毎年学生は時に笑い時に涙を拭きながら、私語も無ければ居眠りもない。

 のめしこきはレジュメを配りながら授業するのですが、無ければ90分話せず立ち往生するでしょうし、私語する・スマホをいじる学生もいます(え? 少数です・・・汗)。

 ですからのめしこきの14回の授業を聴くより、この母親の1回を聴く方がためになると学生には話しています。

 冗談ではありません。本気です。母親の話に比べたら、のめしこきの授業など本当に大したことはない。母親の話が現実なら、のめしこきの話は写真に過ぎません。時に写真は真実を切り取ることがありますが、のめしこきの場合はその腕前も感性も・・・。

 授業が終わり親子でパチリ。ということで、上から2枚目の写真は学生ではありませんでした。でも見えたでしょ。重度の知的障害(2歳程度の発達段階)がありますが、お母さんの話を2コマ(180分)学生に混じって聞いていました。

 授業が終わった後は、聖天山歓喜院、赤岩の渡し、妻沼滑空場で遊んで家に送りました。

 のめしこきにとって、お母さんの話を聞くのとその後のドライブは年に1度のお楽しみです。

 

 ※ 今週も水曜アップ、木曜休止になります。木曜日はホテル泊で、皆さまのブログにお邪魔できない可能性がありますがご了承ください。