2月4日のエントリーにはまだ悪行が隠れています。
今回は大津正一記者ではなく、広報部あるいは広報部のUさんの悪行です。
もともとの質問書では「埼玉県教育局・さいたま市教育委員会」の発表データではなく、埼玉新聞の記事(2013年2月1日:デジタル版)を使っていました。
当該の部分は、
朝日新聞では・・・小中高の担任30人
埼玉新聞では・・・担任30人の内訳は、小学校13人、中学校6人、高等学校2人、特別支援学校9人
となっています。埼玉新聞の数値と朝日の数値が違うので、初めのころの質問書にはその点を指摘しました。どちらが正しいのか具体的に示してほしいという質問書なのですが次のような回答書が届きました。
つまり、質問書には具体的に答えたくない、態度表明ということです。
ですから、広報部に電話しました。Uさんが私の担当のようで、私の「埼玉新聞と朝日新聞の数値はどちらが正しいのですか」という質問に、
サイタマシンブンニハゲンキュウシマセン。アサヒガタダシイデス。
それ以外、答えませんでした。
「アサヒガタダシイデス」なら、埼玉新聞は誤っていることになります。ですから、埼玉県教育局・さいたま市教育委員会に問い合わせ、教えていただいた数値は埼玉新聞が正しかったわけです。また、つい最近わかったことですが、大津記者自身が埼玉地方版(2013年1月22日)で「(前略)特別支援学校の教諭が9人だった。」と明記していたのです。
問題は、朝日と埼玉新聞の数値が違っているなら、どちらかが誤りのはずですから、少なくも自社の記事に間違いはないか再確認する必要があるのです。それが誠実な態度です。
このUさんの言葉と広報部の回答は、それを無視した暴挙なのです。
特に広報部の回答は朝日新聞が組織としてウソを隠したと、非難されても仕方ない暴挙なのです。
※ 朝日新聞のウソでこの人だけ実名でないのは、「サイタマシンブンニハゲンキュウシマセン」は本人の意思によるのか上層部の意思によるのか判明していないためです。サラリーマンの辛さは、私も同じですから、理解できるつもりです。