こんにちは。ろずだんです。
さて、今日お話しするのは、ここ数年「セロトニンを増やす薬」を飲んでいる自分の心と体が、どんなふうに変化してきたかというリアルな記録です。
うつ病や適応障害という診断名がつくと、同じような状況にある方、あるいはカウンセリングを受けている方は、「実際、薬を飲むとどうなるの?」というリアルな反応を知りたいことが多いと思います。
そんな方々のために、私がどんなふうに日々生活し、変化しているのかをお伝えできればと思います。
薬を飲むとき、飲まないとき
正直な話、毎日きっちり飲むことは…できなくはないのですが、たまに忘れることもあります。
だけど、忘れると体が必ず教えてくれるんです。だいたい15時間以上過ぎてくるとわかります。なぜなら、強烈なめまいがするから。
人によって症状は違うと思いますが、私の場合はもう、めまいです。急に世界がスローになった感覚で、三半規管が壊れたような。ちょっと右を向こうとするだけで、体と脳の動きが時間差でずれるような感覚があり、それだけですごく気持ち悪くなってしまう。
そのズレが嫌だからゆっくり動かざるを得ないけれど、ゆっくり動くのは不便。かといってサッと動くと気持ち悪さが倍増する。そんな状態になります。
私が最初に処方されたのは、デュロキセチン(サインバルタ)という薬と、安定剤でした。
症状がひどい時用に液状の頓服薬ももらいましたが、これはきつかったですね。
確かに、難しい話をしたり、自分の本音を話す時に、涙が止まらなくなったり心が震えてしまうような感情の乱れは抑えられます。
でも、感情の起伏を抑えられる代わりに、とにかく気持ち悪い。薬の作用が、精神の乱れから来る恐怖や震えではなく、薬そのものの「攻撃」のように感じてしまいました。
結局、その頓服薬は「何かある時に飲んでください」というものだったので、飲むのをやめました。
睡眠薬と悪夢のトレードオフ
睡眠薬も、最初の頃はあまり飲まなかったのですが、ある時期にどうしても眠れない時があって服用するようになりました。
今飲んでいるのはゾルピデムというものですが、確かに寝られます。寝られるんですが、副作用があるんです。
私の場合は、ナイトメア(悪夢)です。
他の睡眠薬を試したことがないのでわからないのですが、睡眠と引き換えに悪夢を見る。そうなると「果たして本当に休めているのか?」という話になりますよね。寝てはいるけど、悪夢は不快だし怖い。これではそれほど質の良い睡眠ではないんじゃないか。薬の使い方はすごく気をつけなきゃいけないなと思います。
ちなみに、同じ睡眠薬を飲んでいる友人は悪夢を見ないそうですが、飲み続けていると、セロトニンを増やす薬以上に依存性が高くて、それを飲まないと動くことができない状態になるそうです。睡眠薬なのに、それを飲むと元気になるという、わけのわからない状態になっているわけです。
わかっちゃいるけどやめられない「お酒」問題
薬を飲む人にとって、原則としてお酒はNGです。これはもう大原則。
ただですよ。お酒好きにとって、それを完全に断つのは不可能に近いんです。いわゆる「わかっちゃいるけどやめられない」ってやつですね。
お酒は、ある人から言わせれば「もし現代まで存在していなくて、今新たに発見されたとしたら、間違いなく麻薬以上の劇薬扱いになる」そうです。そりゃそうですよね。飲んだら10分以内に酔っ払って人格が変化するわけですから。効果が強すぎる。人類が培った文化的な知識やコミュニティがあるから、なんとか許容されている代物です。
そのお酒と、セロトニン系の薬や睡眠薬を一緒に飲むのは、致命傷になりかねないので絶対にやめたほうがいい。
だからギリギリの妥協点として、お酒を飲んだらその後にお水を飲んで時間を空けるとか、一眠りして夜中に起きた後に薬を飲むとか、そんな現実的な使い方をしています。
本来は、お酒を取るか薬を取るか、どちらかにしたほうがいい。もっと言えば、両方とも飲まずに幸せに過ごせるのが一番良いんです。熱中できるものを見つけたり、作品作りをしたりしない限り、それは難しいのですが。
「医師に相談して減薬」という無理ゲー
今の薬の量は、最初の頃から比べると半分以下になっています。それで全く問題は起きていません。
ただ、最低限の量を飲まないとやっぱり気持ち悪くなるので、その最低ラインを守っている感じです。
これから先ずっと飲み続けるのもいかがなものかと思うので、やめる方向にはしていきたい。でも、AIに聞いても、一般的な本を読んでも、先生に聞いたとしても、全員口を揃えて言うのは「自己判断せず、お医者さんと一緒に減らしていく方法にする」ということです。
これほど意味のないアドバイスはないと思います。
いや、それは正論なんですよ。誰だって責任を取りたくない。精神の病気は一番いけない方向に行く可能性があるので、その責任は取れないですからね。
症状を段階的に和らげながら、状況を見ながら薬の量を調整する。それができれば最高ですが、そんな丁寧なことをやってくれる先生がどこにいますか?
私は何軒も真面目に通って状況を話したりしましたが、本当の意味で状況を打破する方法論を教えてくれる先生はいませんでした。いないというか、お医者様には物理的にできないんだと思います。
患者さんがたくさんいて、一人ひとりにそんなに時間を割けられない。精神の症状は変化が分かりづらい。そうなると、話を聞きながら仮説で薬を出すしかないわけです。
AIとビジネス視点が切り拓く未来
じゃあ、どうやって段階的に具体的に減らしていくか。何か新たな仕組みを作らなきゃダメなんじゃないかな、と常々思います。
例えば、AIです。AIが独自の判断で、責任を持ってくれる機関があればいい。
一番怖いのは訴訟リスクですよね。だとしたら、その訴訟問題を回避できるシステムさえあれば、AIはある程度断言できるわけです。「この状態なら大丈夫、じゃあ容量を減らしていきましょう」とか、具体的なプランをAIが作ってくれる。
最終責任は、AIが出した処方プランをもとに医師が調整して審査を出す形にすれば、段階的に薬をやめることができるのかなと思います。
そして、そこにはカウンセラーという存在も不可欠です。
日本のカウンセリングは、時間単価の「足し算の経営」しかできていないのが現状です。1回のセッション(1〜2時間)で1万円以上となると、患者側にはハードルが高い。
かといって、カウンセラー側も時間を切り売りしているので安くはできない。
ここにもビジネスの視点が必要です。例えば、カウンセラーが独自に自分の知識を詰め込んだ「AIカウンセラー」を作る。
2時間の対面セッションの料金はいただくけれど、日々のちょっとした対話や質問は、サブスクリプションでAIカウンセラーが対応する。そのAIは、その個人のカウンセラーの知識をベースに話すので、かなり差別化ができるはずです。
日々、こんなことを考えているわけです。
だからこそ脳をフル回転させているんです。
そうすると、ドーパミンが出ているので、結果的にセロトニンが相対的に増えてきて、自分の心を落ち着かせることができるようになるわけです。
今の私は、薬を飲まなければ気持ち悪くなる。でも、最低限のラインを飲んでいれば体は安定している。
その上で、物事を考えたり、何かを作ったりすることでドーパミンを増やし、自分を保っています。
今日は、自分の体がどう変化し、日々どんなことを考えているかをまとめてみました。波は激しいですが、なんとかやっています。