人格破壊(34) | ㈱OTS探偵社・梅木栄二の「グダグダ」小説!

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現役探偵・梅木 栄二(50代)の日々考えている事を事務所に帰った時まとめてみるつもりだったのが・・・。
いつしか勝手に小説化!へタレでド素人な小説読んでやって下さいぃ~。

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次の日・・・またいつもの様に私とY君は対象者の勤務先に居た。


勿論、T氏も今日か付近のビジネスホテルに於いて待機している状態である。


Xデーは一体いつ来るのか・・・。


今日かも知れないし明日かも知れない・・・。


そんな不安にも似た緊張感を抱えながら私とY君は現場にいつもの様に張り込みを実施するのであった・・・。


「今日っすかね?」


「どうだろうね・・・」


「相手が誰かによっても随分状況変わるっすよね・・。」


「ああ・・・新顔さんで無ければいいけど・・・」


実際、その部分が一番不安であった・・・。


過去にも接触及び情交の確認出来ている人間であれば・・・さして問題では無いが・・・


初めて接触する人間との「現場」にT氏を呼び寄せるのは若干「躊躇」してしまう・・・。


事が「出会い系」なだけに「人妻とは知らなかった」と惚けられる可能性もあるからだ・・・。


出来る事なら・・・過去に情交のあった、身元の割れている人間で実行に移したい・・


しかしそれでも「もう一度」男性と関係を持つ事に変わりは無い・・・。


それをリクエストするT氏の心情を考えると・・・気が重い・・・。


暫くすると・・・・・


(18:15)


Kと対象者が一緒に出てきた!!


「おっ!今日はKか!!」


「みたいっすね!!」


目糞鼻糞(お下品でゴメンなさい)の世界汗・・・・ではあるが・・・・状況的にはもしかしたら・・・


最高かも知れない・・・・。そう思える自分自身達が情けない・・・。


明らかに・・・・対象者の目は「色気」を帯びていた・・・


直感的に・・・今日、情交は行なわれると確信した!


Kの車に颯爽と乗車した対象者は・・・・職場を離れる・・・・。


「よっしゃ・・・出るぞ!!」


「っす!!」


方向的には・・・・いつもの公園である。


Y君に運転を任せた私はT氏に連絡を入れた・・・。


「はい・・・」


「こんにちは梅木です。」


「あ!梅木さん!!・・・で・・・出ましたか!!」


「はい・・・・情交に及ぶかどうかは分かりませんが・・・・」


分かってはいても・・・一応そう言いT氏の緊張感を幾許か解す事に務める・・・。


「ど・・・・・どどど何処に居るんですか!!」


「落ち着いて下さい・・・今はまだ尾行中です。○○公園方面に向かってはいます・・。」


「わ・・私はどうしたら良いですか!?」


「とりあえず・・・・付近までいらしたらまた私に連絡を下さい・・・絶対に勝手に動いちゃ駄目ですよ!!それだけは強く言っておきますからね!!」


「はぁ・・・・はい・・・分かりました・・・」


そう言い残し・・・私は電話を切った・・・。


そう言っているうちに・・・Kと対象者はいつもの公園駐車場に進入した・・・。


「はぁ~・・・・・・・やっぱりかい・・・」


「みたいっすねぇ・・・」


私とY君は・・・・警戒されぬ様、少し遅れて駐車場内に入る・・・・。


いよいよXデーの始まりである・・・・緊張感は一気に増した・・・。


(続く)・・・・・今日はゴメンなさいお願いココまでです・・・