【つくば・土浦・牛久・阿見】
音楽教室おとや
廣畑瞳です。
小学校高学年になると
習い事より
学業優先!
もしくは
中学・高校受験にあたり
塾の先生から
他の習い事は
辞めるように言われる。
そのような話を
耳にします。
でもね・・・
あの名門中学では
授業の一環でピアノがあるそうですよ。
海外の大学でも
リベラルアーツ(教養科目)として、
音楽専攻でない学生でも受講できる
音楽科目が幅広く開講されているそうです。
実は
あの開成中学でも
創作指導を兼ねたピアノ指導を授業で行っているのです。
〈参考〉
開成中では全員がピアノを弾いている!
●http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/2013/12/06_17044.html
●http://www.piano.or.jp/report/04ess/livereport/docs/livereport1312kaisei.pdf
(PTNAより)
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モーツァルトやベートーヴェンといった
レパートリーではなく、
コードネームを見て左手で和音が弾ける、
アルペジオの伴奏形を自分で考えて弾けることを目的にしています。
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(一部抜粋)
“コードネームを見て左手で和音が弾ける”
というのは、
- 音価が分かる
- 五線上の音(ドレミ)が読める
- 左右の手でメロディーと伴奏に分けて弾くことができる
- 音程とスケール(音階)の知識
といった
いわゆる読譜ができる状態を経て、
理解できる段階に入ります。
なので
この“コードネームを見て左手で和音が弾ける”ようにするには、
ある程度理解力のある
中学生くらいで学ぶのがちょうど良いのでしょうね。
ここで言えるのは
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自力で楽譜が読めて弾ける段階というのは、
音楽の入り口に立ったばかりであること。
その先には
伴奏を考えたり表現したりを
理論的に“考えてて弾く”ということをすること。
音楽には“人”そのものを育てる要素がある。
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ということなのでしょう。
また
コードネームと一口に言っても
C、 F、 G (7)
の主要三和音は分かるけれど、
マイナーコード
ディミニッシュ
オーギュメント・・・
となってくると
苦手意識を持つ方も少なくないんじゃないかと思います。
(私もそうでした)
主要三和音だけで
伴奏付けできる曲もあるのですが、
なんというか…
オシャレじゃないんです。
芸術的な言い方でいうと…
「美しくない」。
学生の頃、和声の先生がよく言ってた
こうして
自分でコード付けしたり
伴奏形を考えたり
アレンジすることは
創造性へと繋がるし、
自発的に考え取り組める力が伸びると思います。
実は、
当教室でも
少しずつそのような取り組みを
取り入れているところです。
机上の勉強だけでは 人は育たない
そういう時代になってきたのだろうなぁ
と感じます。
当教室でも
“コードネームを見て左手で和音が弾ける”
が学べます。