7月11日 漁を終えて F4
松ヶ崎港でスケッチしていたら、アサリ漁を終えた船が帰って来た。夫婦で漁に出ているのだろう、船上では亭主がしきりに厳しい口調で女房殿に何やら文句を言っている。一方は相手にせずだんまりを決めている。丁度、目の前に船を着けるなり、双方そそくさと片付け始めた光景である。絵からも感じていただけるが、海の上とは立場が変わり、陸に上がれば亭主は無口となり、主導権は女性側に移るのである。だから、夫婦というのは長く持つのだろう。もっとも、この頃の夫婦は厭になればいとも簡単に別れてしまうが・・・。