7時半に出勤すると、いつもの5名様がすでに着席。うち一人はまだ朝ごはんを食べられている。目が見えないのだから食介すればいいのだがそこはまだ、自立意志があるのであえて見守るように、とのケアプラン。2人のばあちゃんはもう、色鉛筆で塗り絵の真っ最中だ。群れを嫌う婆さんは自席で韓国ドラマをテレビ視聴中だし、突然不穏になり騒ぎ出すじいさんはいつものソファでもう傾眠。起こすとまた大声を出すのでな。


やっと元社長さんが起きてきて不味そうに朝食、元お役人様は佐賀新聞をじーっと見ている。つまり読んではいないな。あと一人。全介助の奥さまのみは職員2人でベッドから車イスへ移譲して素早く下肢清拭と洗浄、更衣整容ののちにホールで食介。


以上が午前のセットで2時間おきにトイレ誘導と水分補給、毎日3人の入浴と洗濯。午後は夕食の調理と配薬、おやつとリハビリを兼ねたレクリエーション。日によって歯科検診や、採血、訪問診療。夕食、口腔ケアして夕方6時にはもう、全員居室に戻られて臥床か読書かテレビ。


ほぼ1年、365日変わらぬ老人ホームの1日。しかしこれがあと5年も経てば居室からネット文化が生まれるんだろうなぁ。老人ホームから芥川賞作家も出るかもしれないね。


いや、

そうあって欲しい…(^_-)-☆