観戦日記(8月17日) | 羽ばたけ、燕たち

羽ばたけ、燕たち

スワローズのことがメインですが、それは表の顔で最近は裏の顔である小説書きが表の顔を制しつつあります

今日は現地観戦勝利でした!!

これで現地観戦戦績は4勝2敗1分。

 

2回に一挙4点を奪ってスワローズペースで進む試合だと思った矢先、すぐに3点取り返されて乱打戦を覚悟したが、結果的には締まったゲームとなった。

特に6回1アウト満塁の場面。

近藤がマウンドに上がり、代打・橋本到を空振り三振。

しかし、次打者の陽の止めたバットに当たった打球はセンターへ。

逆転だ・・・と肩を落としかけた瞬間に、山田がボールを掴んでセカンドへ送球。アウトにして流れを断ち切った場面は凄く興奮した。

その後のリリーフ陣も完璧な投球で零封。

リリーフ皆、お立ち台に呼びたかった。

 

と、試合の総評について書き殴ったところで、メインに入る。

今日は、荒木、西浦、石山、ルーキについて。

 

まずは荒木から。

熱い想いとスタンドの期待を乗せた打球が描く軌道が夢を抱く。

久しぶりのスタメン起用に、先制となる大きな大きなアーチで応えて見せた。

内野外野どこでも守れるユーティリティで、左投手には滅法強い。

さらにインコース低めが荒木のホットコースだ。

5月14日のサヨナラ満塁ホームランは、まだ鮮明に記憶されているだろう。

今年でもう30歳。

レギュラー取りには厳しい年齢だが、頼れるユーティリティ選手としてプロの世界で生きていけるはずだ。

来年以降も、荒木はスワローズに欠かせない選手の一人だ。

頼むぞ、荒木。

 

次に西浦。

最近、ようやく西浦がバットを振れている。

今日も1打席目には荒木のホームランの後、切らさずに次に繋げる大きな意義のあるヒット。

2打席目のライトフライもあと一伸びという打球だった。

思わず立ち上がって「来い!来い!!」と叫んだほどだ。

昨年、西浦は安定感のある守備とパンチ力のある打撃で台頭した。

レギュラー取りのためには、今年の成績が重要になってくるはずだった。いや、今年レギュラーを取らなければならない選手だった。

しかし、開幕直後から極度の打撃不振。おまけに守備でもミスが目立ち、レギュラー争いから一気に脱落してしまった。

それでも我慢強く使われ続けたのだが、結局満足な結果を残せずに気が付けばシーズン佳境の8月。

ようやく意地を見せ始めたが、ホームランはまだ無い。

今年で26歳。

レギュラー取りは、来年がラストチャンスだと思って良いだろう。

そのためにはまず、ここからしっかりと結果を出していくことが大事だ。

頑張れ、西浦。

 

続いて石山。

ドラフト1位は伊達じゃない。

今年の石山の球は「美しい」という言葉がピッタリではないだろうか。

目を見開いて相手を睨み付け、腕を振り放たれた直球は綺麗な軌道で外角低めのミットへと収まり雄叫びを上げる。

セットアッパーとして、素晴らしい投球を続けている。

一時期成績が下降したが、疲れもあったのだろう。

シーズンで見れば、その活躍は代えがたいものだ。

これからも、岩盤リリーフの一角を担うような選手であって欲しい。

 

最後にルーキ。

守護神になってからというもの、ルーキが上がれば勝利というほどに安定感抜群の投球を続けている。

しばし「くじ」と称されていたルーキだが、ほとんどの試合は抑えていた。だが、時々とんでもない炎上をし、そのシーンがあまりにも衝撃的であるために良いイメージを持ち辛かったのだろう。

無失点か6失点かで、結果防御率3点台というイメージがあるので、まあ確かに「くじ」と言える。

しかし、守護神ルーキは本当に頼れる。

容姿も合わさって、バーネットの再来かと期待してしまう。

もしシーズン開始当初から守護神だったならば、と完全に後出しじゃんけんの戯言を口にしたくなる程に素晴らしい。

来年もゲームを締める、燕の守護神として躍動してください!

 

 

多くの怪我人が出ても、残された小さな力を集めて巨大戦力に立ち向かう。

そうして手に入れた勝利の味は格別だ。

 

だから、僕はスワローズが大好きだ。