二胡演奏のお知らせです。
詳細は後程で、3つほど。
全て月にまつわる夜となります。
帰国してから、名前を変えて、新しい門出を思ったとき、私が託されている人生のお仕事は、単なる演奏ではないと思いました。もともとは広告マンだった私が二胡演奏の世界に入って、どれほどの活動をしたか?と問われると、さほどではありませんけれども、当時は自分の活動にテーマ性はなく、ただ心を込めて奏でることを思っていました。
ポップスもジャズもクラシックも童謡も、テーマソングや、私の二胡のためのオリジナルソングもあったりと、いただいたお仕事には全力で携わらせていただきましたが、ここで今までの活動に、ひとつの区切りをつけたいと思いました。
これからは「自然環境療法」のひとつの手段として、演奏に向き合おう。自然界と音の癒し、ここに通じる演奏を自分のテーマにしていこう、こう思いました。
音浴の森や、森林音浴のように具体化しているものもありますが、それ以外にも広くお役にたてますようコツコツと形にしていきたいと思っている最中です。そのような時期ですので、いわゆる二胡演奏に関しては、これまでのように積極的な活動はしていません。
私は一つの事しかできないタイプということもありまして、あれやこれやが入ると、本当にやりたいものの動きが止まってしまうのですね。必殺・後回しの術!にのらくらと溺れてしまうのです。自分でもここは直したい、と思う性質なのですが。。
今は人生を大きく見据えた上で、進めるべき駒を落ち着いて前に置いていこうと思っています。
同じテーマのもと、何かご一緒にできそうなことがあったら、どうぞお声をかけてくださいませ。活動の土台を作りたいと思っています。
そういうわけで、お問合せも多くいただくのですが、いわゆる二胡演奏はあまりしておりません。
ご紹介します3つの演奏会も、「自然界と人を繋げるお手伝い」という視点から、二胡を奏でさせていただきます。
よろしかったら、どうぞ足をお運びくださいね。
古代の人々にとっては、月の向こう側は未知なる世界。
こっちとあっち、見えるもの見えないもの、この世あの世、表層潜在といった、思想の境目の存在としても、月に思いを馳せていました。
二胡の胡は、古い月、と書きます。
「胡」は、中国大陸からみて北~西方の民族を指します。
遥か、遥か彼方の、外国(西方民族)からやってきた二弦の楽器、という意味になります。
アーティスト名の翠月淳にも、「月」の文字が入ります。
ここに本物の月がきますと、二胡・翠月・月でトリプルムーン。
月はご縁があるのでしょうね。
新月の夜に生まれた私らしい月との関わりなのでしょうか。
●9月22日(土)中秋十三夜
「月の鏡」~月夜見の二胡語り
浜松市 オリエンタルカフェ+雑貨Ora
18時open~21時closed
入場料1500円
(要ドリンクオーダー/ALL@500円)
大河ドラマ直虎の舞台になった引佐の山々を見下ろす絶景の高台で、中秋の月光のもと、二胡を奏でます。
自然が天に大いなるものを詠い上げているような、素晴らしい雰囲気。まさに自然美術館!
●10月21日(日)栗名月十三夜
18時~21時
「十三夜と二胡の調べ」
浜松市 曹洞宗圓通山西見寺
053(447)7000
観月会
会費 4千円(お弁当・お酒・お茶)
お食事の後、月参拝、本堂にて演奏会
※お弁当の手配がございます。ご予約の上お越し下さいませ。
素晴らしい気に満ちた本堂での演奏会です。名月十三夜のもと静寂と幻想に包まれることでしょう。お夕食(お酒・お茶)もセットになります。参道にて月に向かってお参りの後、本堂にて演奏会が始まります。
●10月27日(土)
音楽朗読劇「竹取物語」 朗読・歌 森田ゆみえ
群馬県太田市➡群馬県安中市
※大変失礼致しました。正しくは安中市です。10/15訂正
18時open 18時半start
会費 3800円
※詳細はお問合せください
歌手森田ゆみえさんとの再演です。竹取物語のクライマックスは中秋十五夜の満月。森田ゆみえさんは素晴らしい歌い手でありますが、各局アナウンサーをご指導されている発声トレーナーでもあります。かぐや姫の思いを月に馳せながら、ゆみえさんの美しい朗読と歌声、妙なる二胡の音色をお愉しみください。
金額、時間等の詳細は、後程アップさせていただきます。
平成最後の秋の名月になりますね。二胡の音色とともに、幻想的な夜をお愉しみくださいませ。
翠月淳
「自然、音楽、癒し、ここにしかない時間」
https://www.earthandmusic.com/