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「音浴の森」のご案内です。

 

「冬、星に願いを。」

 

11月23日(祝・木)

12月4日(月)

※内容は同じです。

 

雪の結晶

10時スタート(約70~80分)

参加費2500円 (ワンオーダーお願いいたします)

 

雪の結晶

場所:ヴィレッジ  掛川市下垂木303-1

電話0537-22ー3799

 

雪の結晶

持ち物

・敷物(ヨガマットやバスタオルなど※畳に横になります)

・タオルなど(枕・目の上にかける布用として)

・ブランケット(防寒用)※肌寒くなると思います。

 

雪の結晶

※12月4日(月)はヴィーガンカレーランチの日(別途)

「オウム食堂」エイミーのカレー屋さん

 

雪の結晶

その他

・人数把握のためご予約いただけると助かります。

・当日直接お越しいただいても大丈夫です。

・お店の開店前に行います。

※駐車場は、表通り沿いと裏側の2か所です。

 

雪の結晶

 

音浴の森とは、音の癒しの時間です。横になって様々な響きを浴びていただきます。生楽器も扱いますが演奏会ではありません。温泉に行くような感覚で、音のお風呂に浸かってリラックスしていただきたいと思い、2011年より始めています。より詳しい説明は  こちら をご覧ください。

 

 

ブーケ2ブーケ2ブーケ2

 

音浴の森もおかげさまで3度目の季節になります。「夏、海に浮かぶ。」「秋、耳をすます。」に続きまして、今回のテーマは、「冬、星に願いを。」です。

早いですが年末ですね。ラスト2か月。いろんな思いがあると思いますが、頭の中をここでオフにして、ひとりでポカンとリラックスできる時間を味わっていただけたらと思っております。誰にも邪魔されず、ポカンと、宇宙に浮かんでいただけたら。そこは暖かくて、やさしくて、懐かしい。そんな気持ちで音を組んでいこうと思っています。

 

お会いできます皆さまと、かけがえのない時間を過ごしていけたらと思っております。楽しみにお待ちしております。

 

(この企画では二胡はほぼ演奏いたしません。奏でるとしても即興的なものになります。)

 

 

 

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冬は夜、と私は思っておりまして、冬の星座が天空に登場しはじめると胸が躍ってしまいます。

 

ああ、この星空に飲み込まれたい。両手を広げて、星空に身をささげる感じで大喜びするわけです。そのまま身体が上昇してってほしい~と思いながら。

 

 

そういえば、「君の名は。」という映画をねだられて見に行ったのですが、日本では最終上映日で、ぎりぎりで滑り込んで。6月だったかな。私はアニメはみませんが、小学生のおいっこがどうしても見たい!っていうんです。

その理由が「エッチなシーンがあるから」。笑。学校で話題になっていたらしく、「最初にでてくるからね。見ちゃだめだよ。目隠ししてよ!」と、映画館でも私に念押しするんですよ。で、どこなんだい、そのシーンは、ということですが、主人公が女子になった身体にあわてるシーンのことを言ってるらしい。これかい~?! ま、小学生には十分な刺激なんでしょうね。笑

 

映画評は評論家に任せますが、思っていたより普通でつまらなかった。オチが丸見え。SFなのかリアルなのか中途半端で共倒れ~。(ごめん、辛口!)

 

それでも、ワンシーン、ドキッっとしたシーンがありました。

 

 

 

彗星が空を渡るシーン。

 

 

 

こ、これは。。。。

 

 

 

 

 

小さいころ、たぶん10歳に満たないころ見た夢です。

 

夜空を、巨大な流れ星が渡るんです。

 

それも3つの星が。

 

漆黒の夜空の大パノラマの中を、美しく、美しく、発光しながら、3つの星が流れていくのです。

 

子供の私は、いきなりやってきた突拍子もない事態にびっくりして、家の外に飛び出して夜空を見上げているのですが、自分の頭のすぐ上に天空があるようなド迫力の距離で、髪もなびいてしまうような臨場感。

 

それに、なにより、あまりの星の美しさに口をポカンと開けしまうというか、とにかく巨大で、表現できないほどの美しさで、目がまんまるというか、なんじゃこりゃあ、、というか。

 

恐ろしいんです。それは天変地異というか、その先に何があるのか恐怖なんですが、でも、美しすぎて、究極の感動が、うわああ。。。。と、全身を突き上げて、身動きできないんです。あまりに美しすぎて。

 

 

言葉を失うような、時が止まったような、何が一体起きたんだろう?というような、そういうものが一気に押し寄せてどうしていいのか分からない。

 

ただただ、途方もなく美しくて、、、。

 

 

 

夢から覚めてもずっと忘れないでいます。

 

ずっと、ずっと。

今も、ずっと忘れないでいます。

 

 

この流れ星の夢は、子供のころに数回みました。

大人になってからは全く。

見たいと思っても見れない。寂しいですね。

 

この流れ星バージョンのほかに、星空がぐるんぐるん回る夢というのもあるんです。

それは少ないですが何度か見ていて、数年に一度ですが、今でも運が良ければ見れる夢です。

夢の中で、あ、来るな、というのが分かる。笑。

なんでしょうね、夢なのにすごいリアルな感覚が押し寄せたときに、あ、来るな、と思うんです。

 

それもまた超越した世界なんですね。

頭上300メートルくらいに天空の壁があるような距離感で、美しい星座たちが、輝きながら回っている。夜空の惑星たちの迫力に吹っ飛ばされそうになりながら、その美しさは飲み込まれてしまいそうなくらいで、時間が止まったように見つめているというものです。

 

夢と現実の境がないくらい、リアルなんです。

空気のにおいも、風や外の温度も、星の輝きも、吸い込まれそうな瞳の感覚や、まつげの感覚も、全てが実感を伴っていて。

 

あれは一体何なんだろう?と、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、、、思いながら今に至ります。

 

語彙が貧しくて情けないですが、見上げたまま立ちすくんで、涙がこぼれそうなくらい美しいんです。

 

SF映画のような景色なのですが、当時は精度の高いCG映画なんてなかったですし、プラネタリウムに行ったこともありませんでした。こういうシーンは子供の頭のどこからやってくるんでしょうね。

 

 

あの感覚や感動は、人に伝えたくても伝えられませんし、このまま私と一緒に消えてしまうんだろう、、と思っていました。

 

 

だから、「君の名は。」の彗星のシーンは衝撃的でした。

 

 

これ、、。

 

 

 

なんというんでしょう。

細かな違いはありますが、ただ、突然やってきた巨大な流れ星をみて、うわああ。。。。!と、立ちすくんでしまった、あの感覚は、これに近いんです。

 

びっくりして、、、泣きそうになりました。

 

 

新海監督はどこからこの感覚を引っ張っていらしたのか分かりませんが、想像で描いているのでしょうか。まあ確かに、夜空を渡る流れ星をダイナミックに美しく、永世忘れられぬ表現で描け!と言われたらこうするかもしれませんが、、、

 

 

でも、これ、私、知ってる。。。。

 

 

蘇る感覚に身動きできませんでした。

 

 

 

これは私の夢の話ですが、みなさんそれぞれが、いろいろなストーリーをお持ちだと思います。それこそ、他人がきいたらびっくりするような夢をみていたりしてね。

 

地球にいるからこそ、宇宙に憧れますし、見たことのない世界はロマンが尽きません。

 

そのロマンが、生きているうちに、夢だとしても、映画だとしても、音楽だとしても、なにかしらで現実と結びつくと、なんだか嬉しいものですね。

 

 

「冬、星に願いを。」

 

 

皆様の思いが届きますように。。。

 

 

 

 

桜鳥文風(おうとりあやか)

 

 

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(今後の予定)

 

「夜たろべ ~二胡ライブ」

11月3日(祝・文化の日)

藤枝市役所前のたろべっち

たろべっちフェイスブック

 

426-0026 藤枝市岡出山2-9-25

電話 09074360980

※ご予約をお願いいたします

 

お食事と音楽で@3千円

18時から20時 シェアリングディナー

21時閉店

※入店、退出は何時でも大丈夫です。

演奏:お食事の間と、21時までの間で、2度演奏させていただきます。

 

楽しい時間をご一緒しましょう!

 

雪の結晶