乾燥レモングラスをカットしたもの。レモングラスを干してありましたので、それを使用しました。タライに入れて熱湯で浸します。(成分抽出中)

プラス、今年のラベンダー。こちらも乾燥させてありました。花は粒でばらばらと落として、茎は切って入れます。

2種類入りました。ミントやゼラニウム、ローズマリーなど、手元にある気持ちよさそうなハーブなら何でもいけると思います。乾燥させてなくでも大丈夫。生のフレッシュハーブには生き生きとした強さがあります。

熱湯抽出するだけではもったいないので、いい香りで立ち上がる蒸気を顔にあてて、ゆっくり、深く、呼吸します。(バスタオルをかぶって蒸気を逃がさないようにするとGOOD)

ザルでこします。(このハーブも使えると思いますが、今回はそのままサヨウナラ~)

厚めでしっかりしたキッチンタオルに浸して完成。(簡単!) 夏のべたべたの首筋や腕、足を拭くと、あ~~、きもちいい、さらさら~~~、です。

 

おしぼりは冷凍庫へ入れておいて冷たさが長持ちするようにします。通常はそのまま使っていただくか、冷蔵庫で冷やします。

明日の掛川ヴィレッジさんの音浴イベントに持っていきます。7月23日と同じ内容ですが、明日は平日参加の方のためのお時間になります。

音浴前にご使用いただいて、すべすべ気分でリフレッシュいたしましょうね。

 

静岡県西部地方、今日はばきばきの快晴ですが、明日はもしかして雨でしょうか。

雨でしたら恵みの雨です。夏至の大雨以来このあたりは本当に雨がないんです。田んぼはヒビがはいってしまい用水でなんとかもっています。

干上がった大地を水が潤すように、乾いた身体にも水を愉しみましょう。夏の自然のもうひとつの顔ですね。

 

雨は「天」(あめ)。

天から降りきたるものです。

 

大地と天の間を旅してきたこの滴を、地上でうけとめる。なかなか趣のあることです。

 

ちなみに、雅楽では、天と地の間を担当するのは龍笛(りゅうてき)ですね。雅楽は中国の五行の思想をもとに構成された(実は理屈っぽい)音楽で、天空の光は笙(しょう)、地を這う声は篳篥(ひちりき)、その間を龍笛として、この世の宇宙観を表現しています。

 

私は龍笛をその昔手習いしていたのですが、譜面から何から、まあ難しい。譜面は全て漢字でひら仮名はありませんし、教わらなければ解読不能です。まず最初に曲を歌ってフレーズを頭に丸暗記させる訓練から始まりますので、長い修業が必要なものだと思います。

楽士の「家」が担当を受け継ぐということで、一生をかけて継いでいく音楽なのだということを感じますね。

 

そもそも譜面はなかったのですしね。頭の中に入れて次世代に渡すことが、音楽を正確に守る術だったのだそうです。人は表現に個性を出したがる生き物ですし、どうしても癖がありますから、たとえ微差だとしても、10人いれば10通りの我流が出来上がります。人が増えれば、流派となり、争いになり、消えるもの、残るものがでてきてしまうでしょう。正確に伝えていくことを役割として重んじると、家伝、秘伝となるのですね。音楽を守るために戦では敵味方に分かれた家もあるそうですよ。命がけの音楽だったのですね。

 

脱線してしまいました。

ちなみに(その2)。私は雨女ではありません。天気予報通り女です。はい。以前ライブでジャズピアニストの水岡さんに質問されたことがありまして、「天気予報どおりです」 と速攻返して爆笑されました。ほんとうにそうなので、それだけです。晴れもあれば雨もある。偏ってはおりません。ふつうです。

 

ということで、予報では明日は雨になっておりますね。台風の進路は静岡県には来ていませんので、雨が多少強くてもやりますよ。足が汚れてしまったら、おしぼりで拭いてくださいね。ちょうどよかったかな。笑

 

まだお席に余裕がありますので、ご興味のある方はどうぞいらしてくださいな。当日直接でも大丈夫です。エイミーさんのカレーランチもありますよ。

 

夏の折り返し。

一緒に天からの滴を聴きましょう。

 

 

お問合せ 

jikancafe-information@yahoo.co.jp(桜鳥)

www.earthandmusic.com

 

桜鳥