議員の林先生に、あそこまでお世辞を
言わなくてもいいんじゃないかな。
でも、確かに西洋医学では少しくらいの
症状では、本当の病気はわからない。
だから治療も対処的なものになってしまう。
そこが西洋医学の限界と言われている
ところだろう。
悪くなる前に治せないものだろうか。
俺の心の中になにか言い知れない
感情が湧いてきた。
「正義だめですよ。
今までとは違ってあなたの感情一つで、
この病室が爆弾でも投げられたような
被害が出ますよ。
それぐらい正義の霊力は上がっていますから。」
ルシムは今までにない強い口調で言ってきた。
「ルシム、どういうことだ。」
俺は少し冷静になっていたが、
ルシムの言葉は何か癪に触ってムラムラときた。
「仙人の力は、正義の潜在能力を
引き出しただけではありません。
霊が見えるということは、
霊界の力を引き出せるということです。
どういうことか、よく理解し
行動しなければいけないですね。
今まではあまりそういう感情はなかったので
戸惑うと思いますが、
霊界の力を最大限に引き出す力が
ついたとしたら、地球までもが危ない。





