妖怪の紹介です
子供のころから好きだった妖怪を
たまにご紹介と考察です
「ミントゥチカムイ」
アイヌに昔から伝わる水棲の架空の半人半獣。
河童類に属する。
日本の文献ではミンツチと書かれ水の精霊(コシンプク、コシンプ)の
一種とされている
簡単に言うとアイヌの河童である
東北地方では河童の事を「ミズチ」と言われている
容姿の特徴としては
13歳ぐらいの子供の背丈で河童とは少し違い
頭のお皿はないただのハゲだそうです
肌の色は紫に近い赤みがあるそうで
足跡は鳥の足跡に近い
あとは河童と似ていて
腕を引っ張るともう片方が縮むあるいは両腕が取れる
と言われている
他に河童と似ているのは
水中に人間を引きずり込んだり
女の人に憑りついて男を誘惑するらしい
これはどういう事だろう
要はミンツチは魚族を支配する神的な存在で
人間から漁の漁獲を与え代わりに人間を水死させる
何とも崇めにくい神様なのだろうか
山の方のミンツチは山で災難に襲われると助けてくれたり
弓をくれたりするそうだがきっちりお酒かお金を請求してくるらしい
なかなか人間味のある妖怪です
考察ですが
まとめて考えると神様と妖怪と盗賊が混ざって伝わっている
ような感じがします
当時の小柄な盗賊だったのでは
と思います
それか戦から逃げてきたお侍さんが山賊になり下がった
人がそういわれたのでしょうか
アイヌにお侍さんがいたのかは知りませんが
しかも冬の雪山でどうやって過ごしていたのか
生きるだけで大変な地域で
河童も大変だったことでしょうね
他にも諸説あるようですが
河童にも種族的な分類わけがあると知りましたねぇ
とはいえよく見たこともないのにいろいろ
文献が残っているものです
昔は本当にいたのかも・・・
ロマンがありますね