「京都の市電 昭和を歩く」「京都市電が走った街 今昔」の著者、福田静二さんの協力を頂き、四季折々の京都の街と市電の風景の「京都市電ロマン カレンダー」をお届けします。
トロバス改造の電気バスが一瞬、交差点ですれ違った、市電廃止までのわずかな出会いだった 河原町丸太町 1977.9 福田静二

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廃止が迫った河原町線・河原町丸太町を行く市電5号系統 その横を行き交うのは市バス「みどり号」
1972(昭和47)年、国内で3例目となる実用電気バスとして登場した試作車で、公害や排気ガス汚染が社会問題化していた当時、京都市交通局が環境対策の研究開発として運行した
車体は1969(昭和44)年に全廃された京都市営トロリーバス(無軌条電車)300形318号車をベースに改造されたもの
一回の充電で約60km走行できたが、充電に半日(約12時間)を要したため、運用は1日2便程度に限られていた
最高速度は55kmと控えめで、後続の市バスに追い越されることもあったが、静かで振動の少ない車内は、当時としては“未来の乗り物”を感じさせる存在だった
河原町線 1977(昭和52)年9月30日廃止
河原町丸太町で河原町線と交差していた丸太町線は今出川線・白川線と共に前年1976(昭和51)年3月31日廃止
そして!
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〝ぼんぼり〟の街路灯がいっそう街に華やかさ増す。市電との組み合わせも、まもなく終わる 京都市電祇園 1972.1 福田静二

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西楼門内から四条通を望む 福田静二氏提供
祇園の八坂神社西楼門の正面(祇園石段下)から京都の中心を貫く四条線は千本線・大宮線と共に市内中心部を走る市電路線として最初に1972(昭和47)年1月22日廃止
不思議な廃止日1月22日
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