7月の古都の風カレンダーで紹介した「祇園祭音頭」
歌詞は「♪姉三六角蛸錦…」と始まるが…
元々は♪丸竹夷二押御池姉三六角蛸錦…
(まる・たけ・えびす・に・おし・おいけ・あね・さん・ろっかく・たこ・にしき)と
洛中の東西の通りを北から歌ったわらべ歌があり…
丸太町・竹屋町、夷川・二条・押小路・御池・姉小路・三条・六角…と南へ続く。
現代風に歌うと↓
交差する南北の幹線道路の河原町通でいうと
御池通は河原町御池(京都市役所前 )
南へ次の姉小路通を過ぎて
三条通の河原町三条は
河原町通の一筋西の新京極通の北の端の
三条名店街を東へ行った河原町通との交差点
この付近では御池通と三条通は約250m離れている。
共に東西に走る道路…
その御池通と三条通との交差点!
京都人が聞いても一瞬「?」の「三条御池」交差点
確かに「御池通り」と「三条通り」が交差!
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なるほど洛中を出れば道路は碁盤の目とは限らない!
ストリートビュー
京都の碁盤の目の道路も中心部(洛中)を出ると斜めに走る道も有るわけで、西へ向かっていた京福電車(嵐電)が走る三条通は天神川を越える付近で北西へ向きを変えている。
御池通の地下の京都市営地下鉄東西線太秦天神川駅と
三条通を走る京福電鉄嵐山本線嵐電天神川駅の有る付近が
三条御池。しかも交差点に別の呼び名も無い!
嵐電天神川駅ホームから見た三条御池交差点 ※2009年撮影
それも平安京の約1300年の歴史の中で「三条御池」交差点は、僅か16年前の2008(平成20)年…中心部から天神川御池まで開通していた御池通の地下に市営地下鉄東西線の太秦天神川延伸に伴い、天神川通から西へこの三条通に交差する区間が開通して出来たので市内の交差点の様な別の呼び名も無く、知らない京都人もいるわけですわ!